2022年03月17日
令和4年3月17日木曜
米国人女性65歳、近くの米軍基地から受診。高血圧、心身症、鬱病とけっこうたくさんの病気を持っていらっしゃる。3か月前に初診。今回は膀胱炎症状で来院。検尿が終わり、処方を書いたところで、いくつか質問がありますと言われた。ひとつひとつ答えて納得していただいたが、最後の質問が困った。ドライアイで目薬を使っていて、同じものがあるか?と言われたのだ。最寄りの調剤薬局にはそれなりに眼科用目薬もあるのだが、一度診察を受けたほうがいいでしょうと話して、徒歩で行ける眼科を紹介することで了解をいただいた。そしてその眼科に電話したところ、受付の事務の方に「うちの先生は英語が話せないので・・」と断られてしまった。やむをえず、眼科で診察をうけ、ドライアイと診断され、僕のクリニックで継続してほしいと依頼された患者に処方されていた目薬と同じものを処方した。そして困ったことがひとつ・・・・3か月前に受診をしたときに見せてくださった米国の主治医から処方されていた高血圧の薬が最寄りの調剤薬局に置いてなかったので、「急がないけど取り寄せてほしい」と無理を言って取り寄せておいてもらったのに・・・降圧剤は必要ないのかと尋ねたところ、米国の主治医からもらって薬がまだあると言われてしまった。では僕のところで降圧剤を処方する必要はないのか?と尋ねると、「次回からいただくから必要」と答える。その「次回」がいつになるのかがわからない。最寄りの調剤薬局ではたぶんある一定の時間が経過すると卸の問屋へ返品できないのだろう。彼女の返事を伝えて、必ず使うからそのまま取っておいてほしいと伝えたが、不安だ。僕が彼女を診ることで最寄りの調剤薬局に経営的打撃を与えているとしたら申し訳ない。中国人男性36歳、発熱と咳で来院。問診では前日に発熱して数時間してから自分で新型コロナの抗原検査を行ってみたが、陰性だったという。クリニックの外でPCR検査を施行。昨日の朝、検査会社から届いた結果は陰性だった。単なる風邪だったということだろう。
posted by AMDA IMIC at 10:58
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