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2022年02月08日

令和4年2月8日火曜

立て続けに3人、海外渡航のためのPCR検査で陽性と診断された人が出てしまった件、深刻でもあり、その逆の面もある。まず深刻な面とは・・・発熱等でPCR検査、抗原検査を受ける方については感染予防の立場からクリニックの外で待っていただき、外で検査を受けていただくというかたちを採っている。海外渡航のためにPCR検査を受けたいという方は前者とはちがうので、クリニックの中で待っていただいていた。順番が来たら診察室へ。そしてPCR検査と英文書類へのサインをしていただく。ゆえに海外渡航が目的でいらっしゃった方が新型コロナに感染していると、院内感染、院内クラスターの原因になる可能性がかなり高いというわけだ。昨日までに海外渡航のPCR検査で陽性と判定された人は16人、ただし13人は昨年の前半までの数字であり、半年以上あいて第6波がやってきてから立て続けに3人陽性者が出たということになる。不思議なことに最初の一人から11人目までは全員外国人、12人目からはすべて日本人だ。昨日、海外渡航のためのPCR検査を行ったのは二人、一人は日本人、もう一人は南米に帰国する方で、何回か体温を計測したが、最初が38度超え、コートなど脱いでもらって・・・それでも37.5度あたりから下がらず。PCR検査も用心して行い、本人に説明して、会計などはすべてクリニックの外で行ってもらった。
 深刻と逆な面とは・・・それは新型コロナに感染していても海外旅行に旅立とうと思うほど、体力や精神面に問題がない、症状が軽いということだ。もはやインフルエンザ以下というのが実感だ。こんなことを続けていていいのか? 毎日、疑問になる。
 AMDA国際医療情報センター設立30周年の記念の対談をO医師と行った。初めて彼がセンターの活動や外国人医療に興味を持って事務局に連絡をしてきたのは8年前のことだと思う。僕と同じ大学医学部の4年生だったと記憶している。事務局から僕に連絡があり、僕のクリニックで会ってみると、大学だけではなく高校も僕と同じ、後輩ということがわかった。当時も忙しかったはずだが、時間があいているという土曜日の僕の診察を見るため、10回以上、クリニックに来てくれた。そのときの彼の患者に対する態度に驚かされた。学生だというのに、人間に対する敬意がすばらしい。こんな後輩がいるのかとうれしくなった。あれから8年、1年に一回程度の連絡はあったが・・・昨日はあらためて医師になって6年目という彼とかなり長く話をした。その医療や人々に対する考え方はさらにすばらしかった。帰り道、本当にうれしかった。
posted by AMDAcenter at 08:08 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)