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2021年11月20日

令和3年11月20日土曜

いつも通院してきてくれるアジアの某国の60代の女性、インフルエンザの予防接種にやってきた。接種が終わると、「せんせい、、、」と話しかけてきた。11月の某日に一時帰国すると教えてくれた。そのうえで、「ここでPCR検査と英語の書類を書いてもらえますか」と訊ねてきた。すでにインターネットで検索したらこのあたりは僕のところしかないと知っていたという。検査は72時間以内という制限があり、日程を見ると、当日の早朝渡ししかない。長く通院してきてくれていることもあり、僕自身、いつも朝の7時にはクリニックに来て診療前の仕事を始めているので、出発当日の朝の7時半にお渡しすることにした。「東京に行かなくちゃだめかと思っていたけど、よかった。ありがとう」を何回も言われた。その後の彼女の発言に言葉を失った。「いろんな人に聞いたけど、東京のほうでどこかでPCR検査したら2000円ぐらいでやってくれて、その結果を持ってクリニックに行ったら証明書を3000円で書いてくれるというの、でも怪しいなと思って、もし空港で飛行機に乗れなかったら困ると思ってそっちはやめたの」と話してくれたが・・・これってアウトでしょう。まず、この値段でReal time PCRとは思えないこと、つぎに「別の」ところで行った検査結果で診断書を書くのはもっとアウトでしょぅということだ。話を聞いていて、どうやら彼女の国の都内の一部のコミュニティにこのようなことが横行しているらしいとわかった。そういえば、彼らの一部のコミュニティでは日本の美容師の資格がないのに彼らの中だけで「美容師」として生計をたてていて摘発されたケースもあったし、一部のコミュニティの中の医療機関では母国の看護師で日本の看護師資格のない女性に、明らかに看護師しかできない業務をさせていたところもあった。わが国の新型コロナ発生状況をインターネットで見ると、毎日空港で6人とか7人とか陽性者が見つかっている。搭乗72時間以内の検査時に感染していなくても、旅の始まりから相手国の空港に到着するまではせいぜい20時間程度だろう。この間に発症したと考えることは不可能ではないが、海外からの陰性証明書の中にも上記のようないい加減な、いわば偽造の書類があったとしたらどうだろう? 理論的には「きわめてありうる」と思う。国内外のこのような法を無視したやりたい放題を取り締まる方法はないものだろうか?
診断書は医師が書くもの、ゆえに彼女の国と深い関係にある都内のどこかの医療機関が、医師がこのような違法に積極的に加担しているということになる。もしかしたら医師ではない人が証明書を作成しているなどということもありうる。そしてこういうことがおこるたびに思うのは一部の彼の国の人のために、我が国に住んでいる彼の国の人みんなが白い目で見られるとしたら、懸命にこの国で生きている彼の国の同胞に対して失礼、最大の侮辱ではないだろうか。なんとか取り締まることはできないものかと思う。
posted by AMDAcenter at 07:52 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)