CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

2021年11月08日

令和3年11月8日月曜

6日の土曜日、診療時間4時間で小児科と僕とで患者数が100人、多かった。ひとつに新型コロナの感染を心配していた人たちが戻ってきたこと。これは小児科の患者数を見ているとわかる。もうひとつは6日の午後1時の診療終了直後から始まる新型コロナの2回目の予防接種を受ける人のうち、慢性疾患で通院中の方が接種の前に診察を受けようとやってきていたため。とくに外国人に多く、予防接種を受けた32人の半数以上が外国人だった。いつも予防接種だけでやってきた人は外国人患者の統計には含めてはいない。そのうえで、6日の外国人患者総数は32人、一日33人の最高記録まであと一人だった。国籍はフィリピン人が圧倒的に多くて14人、ベルー9人名、タイ2名、カンボジア、ベトナム、タンザニア、中国、アメリカ、カナダ、パキスタン、インド各一人。困ったのはアメリカ人男性38歳、右の背部痛で近くの米軍基地内から来院。血液検査で尿酸が8.0と高値であったために、右の尿管結石を疑って近くの公立病院に腹部CTスキャンをお願いしていた。結果が届いたので説明を行った。たしかに腎結石はあったのだが、それは右ではなく、左の腎臓内であった。この結果を不審に思ったのか、なかなか言うことを聞いてくれない。泌尿器科専門医を受診すべきかどうか、近くの泌尿器科の開業医に電話して相談したところ、腎結石については症状がなければ様子を見るだけでよいと言われたので、その通り、伝えた。尿酸が高い状態は結石のさらなる形成にもつながりかねないし、腎機能が悪くなる一因にもなりかねないので、内服薬を勧めたが、断られた。またLDL コレステロール値もかなり高く、こちらも食事療法を説明したうえであまりの高さに内服薬を勧めた。しかし、「この2か月ぐらいで体重が減少したから」と断られた。採血したのは1週間前なのだが・・・かたくなというか、自分自身の結論が決まっていて、こちらの提言は受け入れる意思がないように思えた。そして来月から1か月間、大阪に行く、大阪にいる間に腎結石で痛くなったらどうしたらよいのか?と質問してきた。痛みの程度がどの程度になるか、わからないので救急車を呼ぶようにと伝えた。すると救急車が来ても日本語ができないので説明できないので心配と言う。机の上の長いカルテの列が気になったが、だからといって目の前の患者をおろそかにしていいということではないので日本語で病状を書いた書類を作成して渡した。
最近、近くの米軍基地からやってくる人が明らかに増えている。独特の「健康観」を持っている人やよく言えば信念を持っている、悪く言えば医師の言うことにまったく耳を傾けてくれない、医学的には明らかにおかしなことを取り付かれたように主張する「頑固な」人が少なからずいる。医学的な理論に沿ってこちらが説明をすると真っ向から対立することになり、診察が終わらない。そういう方に出会う度に思うことだが、いったい何を求めてやってくるのだろう。
posted by AMDAcenter at 09:57 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)