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2021年09月17日

令和3年9月17日金曜

この1週間、悩まされたフィリピン人のクラスターもここにきてようやく終わりが見えてきたようだ。同じ家にいて妻、母親、祖母、子供たちがPCR陽性と判定される中、一人だけ陰性と判定されている男性がいる。数日経過を見ているが、発症のきざしはない。母親も祖母も無症状なので、彼の場合も潜伏期とされる2週間以内のどこかで再検査すべきなのだろうとは思う。ようやく診療の合間に一息つける余裕が生まれてきた。昨日、PCR検査を行った人はアメリカ人女性を含めて5人、全員が陰性であるように祈るような気持ちだ。捨てる神あれば拾う神ありとはよく言ったものだが・・・先月からフィリピン人の新型コロナ感染者が相次ぎ、2回目の予防接種をキャンセルし、延期さぜるをえず、空いてしまった彼らの2回目の接種のところをどのように埋めるか、大問題であった。2回目のところに1回目の接種の人を入れると、その人の2回目の接種のところが入らない、あるいはバイアル増やさなければならなくなり、そうするとさらに5人接種者を見つけないとワクチンを無駄にすることになってしまう。このややこしい順列組み合わせのような作業がスタッフの頭痛の種になっていたのだが・・・1回目の接種を終えた直後のフィリピン人が五月雨式に次々と感染して2回目をキャンセルしたので、隔離の時期を終えて1か月ぐらいを経たフィリピン人を空いたところにずらして入れてみたらぴったり。助かった。今、朝の7時半、検査会社から連絡あり。昨日のPCR陽性者はゼロだった。久しぶりに晴天を見た気持ち。
posted by AMDA IMIC at 09:46 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)