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2021年04月13日

令和3年4月13日火曜

インド行の飛行機が飛ぶらしく、午後1番に帰国のためのPCR検査と英文書類の作成のためにインド人女性26歳来院。それから30分ほどして北隣のS市からインド人の母親29歳と娘さん2歳、妹さん26歳来院。とくに家族の場合、まちがっても「一人だけ陽性」なんてことはやめてほしいと祈りつつ、検体採取した。
 ワクチン接種に関してすべてが遅れている。医療従事者用の話をするなら、県の第一線の責任者のせいとも言い難い。そしてもちろん医師会のせいでもない。そもそもがワクチンの入手が遅れていることに端を発しているので、政府に責任があるのだろう。県の第一線の責任者が4月12日の週と19日の週に配分されるとしていた医療従事者用第一回目は、その後、4月12日の週でも金曜土曜にならないとワクチンが到着しないと連絡があり、呆然としていると数日後である9日に200人分40バイアルだけ10日に届けると突然連絡があった。急に届いても保管場所、そして接種をするチームを作成しなければならない。医師、看護師、事務の手配だ。ところが手配には「いつ、接種を行うのか」がはっきりとしていなければならない。それもなんとか乗り越えると、今度はだれを接種するかのリスト作りをしなければならない。これもようやくできあがったと思ったら・・・・接種のときに必要とされる予診票等が11日は届くという県からの知らせだったが、それが13日の朝である今になっても届いていない。こんなことで15日木曜から接種ができるのかどうか、心配だ。こんな状態で県から連絡があったように5月23日までに医療従事者の接種は完了するのだろうか。
 昨晩になってさらに大問題が発生。一昨日あたりから県から医療従事者の接種が完了する前に一般の人たち(まずは高齢者から)に対するワクチン接種を始めたいらしいという市の意向が非公式に伝わって来た。一般の人たちに対するワクチン第一陣は大和市では970人分しかなく、これは4月の中旬に届き、老健や特養に入所中の高齢者の接種に使いたいということで医師会は了承していた。さらに第二陣もワクチン量が少なく、個別接種は後回しにして、まずは集団接種から始めたいという市の意向にも了解をしていた。ここに来て、「医療従事者を最優先に、それが完了してから一般の方への接種」という厚労省の方針が一気に崩れてきている。あまりにもワクチンの用意が遅いことに対する各界からの批判を気にしてのことだろうが・・・それで非公式に漏れ聞いた市の意向としては5月中旬から集団接種を始めたいらしく、その接種場所が医療従事者用の接種を予定していた市の施設で・・バッティングした場合は貸せないと言っているらしい。それで昨晩、急きょ、休日夜間急患診療所を現在の連携接種施設Bから他院の医療従事者への接種も可能なAに変更するよう、県と交渉することにした。これは認められるだろう。あとは市がディープフリーザーを貸してくれる可能性はほぼないと思うので、冷凍庫または冷蔵庫を購入するだけ。こちらはそれでよいが、市の集団接種は医師会の医師が行うことになっており、看護師、事務も医師会からチームを組んで行くことになるが、医師会もそのバッティングした数日間は医療従事者のためにチームを3組んで、3列または4列並行して接種を完了させるべく必死の努力をしなければならない。そこに市の集団接種にチームを派遣する余裕があるだろうか。
posted by AMDAcenter at 11:14 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)