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2021年04月08日

令和3年4月8日木曜

特定健診に訪れたスリランカ人のご夫婦、予約の時間、ぴったりにやってきた。当たり前なのに、感心。こんな人たちがいる一方で、時間を守ってくれない人たちがいる。いつも頭痛の種。帰国のためのPCR検査と英文書類書きに訪れたのが台湾に帰る人、ナイジェリアに帰る人、そしてインドネシアに帰る人。このナイジェリア人については検査会社からPCR検査が再検に入ると連絡があったため、本人にも伝えた。伝えなければ、「およそこの時間帯に結果を連絡します」と話したその時間帯を超えてしまうため、本人がどうしたのか?と動揺してしまうからだ。昼前に結果が陰性と判明したので、電話で伝えたが・・・最初に再検に入るというのを英語で正確に伝えることがむずかしい。再検に入るといえば、陽性の可能性が高くて、判断がつきにくい状態なのかと僕でも思い込んでしまうが、検査会社に尋ねると、そういうことではないらしいからだ。けっきょく外国人患者は15人。いよいよ16日当たりに僕らが受けるワクチンが届くらしい。大和市の場合は当初の県からの計画ではやりにくいということで、病院以外は休日夜間急患診療所に一括して送ってもらい、同所で医療従事者の集団接種として行うことにした。それにしても日本における新型コロナのワクチン接種の状況にはあきれ果てる。3月から始まるということであった医療従事者用のワクチン接種も新型コロナの患者を受け入れていた病院はたしかにそのころ、始まったが、僕のクリニックのように通算126人もの感染者の診療、診断を行っている医療機関にはいまだに来ていない状況。この分では医療従事者の2回目の接種が終わるのは5月末だろう。そして高齢者の方へのワクチン接種は4月中に老健や特養に入所している方々への接種が行われるそうだが、大和市ではそのワクチンの量はわずかに970人分ぐらいだ。それ以外の圧倒的多数の方々の予防接種は早くてきっと5月中旬、おそらく下旬だろう。国民の希望者全体に行きわたるのは秋も深まったころだろう。ワクチンがすべてではないが、イギリスでは国民の半数以上に接種が終わり、急激に感染状況が改善されているという。米国では接種を受けた人の数がもう1億人を超えたとか聞いた。これらの国々と比較して日本はどうだ。ワクチンが自国で開発できないとこういうことになる。作った国は世界中に分け与えると表向きは言っても、自国第一であることはこの2国のデーターを見ればわかる。そして日本の薬事行政の許認可の遅さだ。今、欧米は新型コロナと戦争をしている。戦時下では国民を救うために平常時ではない対応をしなければならない。感染率も死亡率も欧米とは全く異なって、ある意味、深刻ではないこの国では悠長にいつものように許認可作業を行っているように見える。関西で感染者が爆発的に増え、関東でもじわじわと増えている状況をみれば、法律を作って適用して、人々の生活を制限することだけが対策ではないだろう。一番大切な対策であるワクチン接種をいかに早く希望する国民に接種するかを講じるべきだろう。このワクチン接種をなんとか早めよということをどこのマスコミも大声では言わない、いったいこれは何だ。ジェネリックを作って容易に金儲けを行い、研究開発にお金をかけてこなかった製薬会社とそれを応援してこなかった政府・厚労省の政策のつけがこの事態となっている。こういう姿勢を早く方針転換しないと、次のわからぬウィルスが襲ってきたときに同じ過ちを繰り返すことになり、国民に大きな犠牲を強いることになるだろう。
posted by AMDAcenter at 09:24 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)