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2021年04月03日

令和3年4月3日土曜

悲しいことが二つ・・
 昨日の昼休み、横浜市内の大学病院から電話があった。僕は来週の医師会の理事会の準備で医師会事務や副会長の先生方とzoomで会議中だったので、電話に出ることができず。看護師が後で教えてくれた。大学病院からの電話の内容はこうだ。今、国籍のわからない外国人がやってきている。大和市内に住んでいるらしい。大和市内の某民間病院を受診し、市内の某公立病院を受診し、ここに行くようにと言われたらしい。英語を話しているが、言葉がわからないので、そちらで診てくれるか?と話していたとのことだった。疾患についてはわからないと言っていたらしく、それでは受けられるかどうかわからないから確認してほしいと返事をしたところ、電話の相手から本人が怒って帰ってしまったらしいと告げられ、電話は終わったそうだ。
 もうひとつは、右の上腹部痛のインド人女性の件。別の症状で市内の某医療機関を受診し、治療は終わったが、右上腹部痛だけが残っているので診察を頼まれたのだが・・・市内の公立病院にCTスキャンを依頼したところ、通訳が同行しないと依頼は受けられないと突っぱねられた。

 まだ、このような事例が立て続けに起こるとは。昨年あたりから厚労省の肝いりで電話通訳会社と都道府県医師会が契約を結んだり、日本医師会の保険に付帯した会員向けの電話通訳サービスがあるというのに、上記のようなケースが後を絶たない。利用するのが面倒臭いのか、周知されていないのか、はたまた周知されていても医療機関が電話通訳の費用を負担するということに納得できないのか・・・
やはり、外国人患者を診療する際の電話通訳は公的負担でやるべきだろう。

 最後にうれしいことが一つ。ブログを読んでいるという医師から手紙をいただいた。ブログに書き込んだケースについての専門家の立場からの意見が書いてあったが、大学の外科学教室の後輩でいまは都内の別の大学の心臓外科の准教授を務めていらっしゃるとのことだった。こんな方も僕のブログを読んでいてくれるのかという驚きといい後輩を持ったといううれしさ。ありがたい。
posted by AMDAcenter at 08:41 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)