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2020年11月28日

令和2年11月28日土曜

某国の男性40歳、クラミジアの抗体検査がIg G, Ig Aともに陽性、本人が気にしていた梅毒反応はRPR, TPHAともに陰性だったが、それから約3週間、結果を聞きに来てくれない。2回ほど電話を入れて、昨日、ようやく来てくれた。クラミジアが陽性であることを検査会社の結果を見ながら説明、その意味についても説明した。アジスロマイシン250mg 4 個を一回で内服するよう、処方。近くの調剤薬局に電話して水を出してもらい、その場で内服したことを確認してくれるように頼んだ。以前にこのように内服の仕方を十分に説明したにもかかわらず、一日1回として4日で内服し終えたケースがあったからだ。これでは効果がないし、再度、保険診療で抗生剤を処方することはできないからだ。スリランカ人男性31歳、帰国のためのPCR検査と英文書類を求めて来院。PCR検査の結果だけ今日、書き込めるようにして書類を作成していたら、付き添いでやってきた同国人の男性が「名前がちがう」と言い始めた。英文書類には「名」「姓」の順で書き込むようにフォームが定められているのだが、「パスポートの通りでなければ乗れない」と訂正を要求する。たしかにパスポートには「姓」「名」の順で記載されている。しかし、この数カ月、フォームの通りに書き込んで飛行機に乗れなかった人は一人もいないので、そのように説得しても全く聞き入れず・・・どうしても納得しないので、時間をかけてまた書き直した。どちらでも「乗れない」ということはないと思うが、こちらの言うことに全く耳を貸そうとしない。外国人患者を診療していてこのようなことはまれではないが、久しぶりに壁を感じた。ナイジェリア人男性、夕方の飛行機に乗るために朝の9時すぎに書類を取りに来ると言っていたのに・・現れない。とうとう、午前の診療が終わってしまった。12時を30分も過ぎて入り口のドアを揺する人がいて受け付けの職員が出て行ったら、彼だった。診察時間外なので午後2時まで待ってほしいと伝えると、それでは飛行機の乗れないと話したとのこと。それならなぜ午前中の診療時間内に来なかったのか?と尋ねると、「山梨県から来たから遅れた」と話したとスタッフが教えてくれた。後者は「嘘」である。カルテの住所は山梨県だが、前日、PCR検査を行ったときに、「これから山梨に帰るのか?」と尋ねると「相模原市の友人の家に泊まるから」と答えていたので。この2つのような事件が「普通」の医療機関で発生したら・・・これだけで外国人を診るのはいやと言われてしまうかもしれない。
posted by AMDAcenter at 10:17 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)