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2020年11月12日

令和2年11月12日木曜

フィリピン人男性58歳、昨日牡蠣を食べてから腹痛、下痢があるという。これで重症感があるなら入院もありえるかも・・・と思いながら診察室に呼んだら・・・元気そうな男性が入って来た。英語でoysterを食べて具合が悪いのか?と尋ねると、そんなの食べてないとのこと。?????と思いながらフィリピン人スタッフの顔を見ると、彼女も目を白黒させている。するとフィリピン人男性がカキじゃないよ、フルーツのカキと言う。この「カキ」の発音が「牡蠣」、これはまちがえる。「牡蠣」と「柿」のイントネーションを教えてあげて大爆笑。大きな問題ではなさそうで消化を助ける薬を処方して終わったが・・・後から考えたら笑ってばかりいていい問題ではないと気がついた。患者側が気を使って日本語で話してくれるとこのように誤解しかねず・・・・これが本人ではなく家族がやってきて話したとしたら誤診しかねないというわけだ。このようなとき、タガログ語で話してもらえば、このような誤解はおきなかっただろう。フィリピン人スタッフにもきっと日本語で話したのだろう。タガログ語で対応できるために彼女が勤務しているので、フィリピン人の人たちにはタガログ語でまずは彼女に話してほしい。県内の某大学からタイ人の患者を診てもらえないかと電話があった。この大学には医学部があり、大学病院もあるのになぜ?と思ったが受けた。2時間ほどしてから37歳男性が来院。日本語は片言、タイ語で話したくてうずうずしたが、英語が話せるということでまずは英語で対応した。ここでまず不思議に思ったことは・・大学病院の一つの診療科に英語が話せる医師がひとりもいないなんて考えられない。米国をはじめとして留学して帰国している医師もいるはずだし・・・なぜ、僕のクリニックに診察のお願いが来たのかが理解できない。診る気がそもそもないということなのか・・・と疑いたくなる。肛門が痛い、出血するときがあるというので拝見したら、血栓性外痔核だった。これは痛いはずだ。ずいぶん前から痔核の既往があり、場合によっては手術が必要だと話した。薬の話をしようとしたところで、とうとう我慢できなくなり、タイ語で「薬が必要だけど、飲む薬と座薬」と話したところ、「おおおおっ驚いた。先生、どうしてタイ語が話せるの?」と英語で返して来た。改めてわかる範囲でタイ語で説明し、彼のバンコクの家の近くにあるチャト―チャックサンデーマーケットの話で盛り上がった。
posted by AMDAcenter at 09:08 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)