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2020年09月15日

令和2年9月15日火曜

メキシコ人女性35歳、会社での健診の結果を持って来院、赤字で書いてあるところが問題らしいが、意味がわからないとのこと。黒字の「問題なし」の部分も含めて解説し、やや高値だったLDLコレステロールの意味や食事療法について話した。彼女に限らないが、ただ紙切れ一枚送られても、意味がわからなければ心配は増すばかりだろう。健診を引き受けている会社や医療機関は検査しっぱなしではなく、ぜひ解説もしてあげてほしい。そうでないと単なる解説のために彼らが医療費を払うことになってしまう。ペル―人女性21歳、診療終了直前に飛び込んできた。吐き気が強くておなかが不快感、少し痛いと言うので、流行りの感染性胃腸炎かと思ったが・・・診察してみると、吐き気は8月中旬から続いているとのこと、痛みも下腹部ではないし、疝痛でもない。痛みというより上腹部の不快感のようだ。もしかして・・と思い、最後の生理はいつ?と尋ねると「いつも不整で、最後は7月28日から8月2日まで」と答える。つわりの可能性もある。レントゲン検査や薬の処方など余計なことを考えなくてよかったし、片言でもスペイン語が話せてよかったと思った瞬間。すでにお子さんが一人いて、近くの公立病院で産んだとのことなので、同病院の産婦人科に情報提供書を作成して行ってもらうことにした。それにしてもあの片言以下の日本語能力では毎日が大変だろうと感じた。昨日のブログに書いた専門家の先生、あれから何回かやりとりをしたが、ブログの内容はすでにどこでも話していることなので、匿名でなくてもかまいませんよとおっしゃってくださった。やはり本当の専門家はすばらしい。
posted by AMDAcenter at 08:59 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)