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2019年11月18日

令和元年11月18日月曜

ナイジェリア人男性47歳、大学病院で診てほしいと言うので紹介状を兼ねた情報提供書を書いたのが3カ月前、けっきょく戻って来てしまった。症状も落ち着いており、僕のところで経過を見ることになりそう。前日のナイジェリア人男性に内視鏡検査を行った件、すでに知っていて驚いた。訊ねてわかったことは・・・某所にナイジェリア人の集まるレストランがあり、そこがどうやら情報交換の場になっていて・・仕事の情報も交換しているのだが、僕のクリニックの情報も「交換」の場にあがっているらしい。たしかに定期的に高血圧などの治療でやってくるナイジェリア人が5人程度、ガーナ人も数人、彼らが巨体で目立つせいか、「多い」という印象がある。これは一度、このレストランに「乗り込んで」味を確認せねばなるまい。16日の土曜日の外国人患者は22人、日本人患者を含めて100人を少し超えていたから2割程度に該当する数字だ。新患はアメリカ人男性1人、フィリピン人9人、ベトナム人5人、ペルー人3人、ナイジェリア人、タイ人、韓国人、スリランカ人各1人。
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令和元年11月16日土曜

一週間前に初めてやってきた50歳ナイジェリア人男性、血圧が180を超えていて近医を受診したが、降圧剤を内服しても下がらないので内服を中止してしまった。すると頭痛、胸の重さがひどくなり、自分で血圧を測定したら220にもなっていて、驚いて友達に付き添われてやってきたというしだい。食事はヨーグルトしか入らないというので内視鏡検査を数日後に予定していたら、電話があり、当日は夜勤明けでキャンセルにしてほしいとのこと、15日の午後3時から再度予定を組んだ。なにしろ大和市胃ガン検診で午前中の内視鏡検査が12月末まで予約でいっぱい、症状のある方は至急で午後に行っている始末なのだ。昨日の15日、その午後3時予定の彼が友人に付き添われて10時半に姿を現してびっくり。午後3時まで待つというのだが・・・やむをえず、午前の予約の二人の内視鏡検査を終え、外来患者が切れるところでやろうと話した。結果的に内視鏡検査を始めようとしたのが、12時すぎ。聞けば、どこかの医療機関で内視鏡検査を受けたが、苦しくて自分で抜いてしまったとのこと。雲突くような大男の彼に暴れられたら、押さえられない。急に不安になったが、症状が症状なので、そのまま施行することを決意、案外簡単に挿入できてしまった。十二指腸に数か所発赤があり、おまけにピロリ菌が陽性、空腹時痛はこれで説明できたような気がした。除菌療法を処方。血圧は前回の処方で140台まで下がっていた。こちらはそのまま継続。午後3時の予定を12時に施行したのはスペシャル サービスだと伝えておいた。これが「普通」と思われては困る。12時からはクリニックの休み時間、看護師、事務員が休み時間に踏み込んで働いた時間外労働に対してはその分、支払いをせねばならず、その分、経営には負担になることなど気がつかないだろうが。
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