9日の土曜の外国人患者は小児科と併せて15人で、久しぶりに少ないように感じた。11月に入り、6日しか診療していないのに、外国人患者が119人、このペースはすごすぎる。やはり拠点診療所に指定された影響があるのだろうか? 26歳フィリピン人女性、会社の検診で2点、再検するようにと言われて初めての来院。やってきたのは横浜市保土ヶ谷区から。こんなに遠くまで来なくてもいいのに。気の毒に思った。再検査項目はいずれもすぐに結果がわかるものだったので、採血し、待っていてもらった。10分程度で結果が出て、異常がなく、数値と判断を所定用紙に記載して終わり。たまたま即日に結果がわかるものでよかったけど、そうでなかったら遠路、また来てもらわねばならない。本人は喜んで帰ったが・・
3件目の内視鏡検査を本人の希望もあり、無理無理組んだナイジェリア人男性、朝早く電話があり、夜勤が終わって自宅に帰ったが、疲れ果ててしまったので、検査をキャンセルしたいとのことだった。すっぽかしではなく、このように電話してくれると実に助かるのだが。
2019年11月11日
令和元年11月11日月曜
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令和元年11月9日土曜
前日8日の金曜日、小児科は含めずに午前中に僕が診察した外国人患者は4人、新患のアメリカ人が二人いて、住所を訊ねたら、二人とも米軍キャンプの中からやってきたとのこと、咳や痰が長く治らずに心配になってやってきたとのことだった。胸部レントゲン写真でもとくに異常所見はなく、通常の「風邪」が長引いているものと考えた。午後になったらタガがはずれたように外国人患者の波が押し寄せて来た。午後の診察時間3時間で診察した外国人患者が15人にのぼった。ナイジェリア人男性50歳、同じナイジェリア人男性患者に連れられて初めての来院。血圧が極めて高いという。計測すると180を超えている。220になることもあり、頭が重く、気持ちが悪いと言う。一時、近医で降圧剤をもらっていたが、内服しても変わらないのでやめたとのこと。高さが半端ではないのでミカトリオを処方、何も食事をしていないなら採血をしようと思い、食事について尋ねてみたら、朝も昼もヨーグルトだけ食べたとのこと、「昨日もそうだよ」と言うので、なぜヨーグルト?と思い、理由を尋ねたら「固形物は入らない」と胸を指さす。こっちもやばいと思い、来週早々に内視鏡検査も予定した。新患のぺルー人男性74歳、通訳として孫娘がついてきた。ただおよそのことは話ができた。同じ会社に勤務するペルー人の父親59歳と息子26歳、インフルエンザの予防接種にやってきた。前のシーズン、父親がインフルエンザに罹患し、「死ぬかと思うほど体が痛かった」とのことで、今年は二人で接種を受けにやってきたとのこと、いい心がけ。
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