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2019年05月28日

令和元年5月28日火曜

藤沢市からやってきたベトナム人男性58歳、記憶をたどってみたら20年以上前に拝見したことがあるが詳しくは覚えていない。3カ月ぐらい、食後におなかがごろごろとすると言う。一日中、ごろごろすることもあるそうで、腹部にはしこりも触れず、栄養状態もいい。大腸がんは否定できないが、第一に考えるべき疾患は過敏性腸症候群と思われる。ここまで日本語でゆっくり話したが、完璧に理解できたというようすではなかった。とりあえずトリメブチンを処方した。フィリピン人男性50歳、このところ、1カ月ぐらい、おなかの音がきこえるという。診察の結果、やはり過敏性大腸症候群を疑えると思った。仕事やプライバシーできついことが続いていると。日本人にも過敏性腸症候群は少なくないが、外国人患者に関していえば、もっと率が高いような気がする。土曜日に陰部の膿瘍でやってきた英語が話せるカンボジア人女性、当日は近くの公立病院に情報提供書を書き、月曜までの3日分の抗生物質を処方したのだが・・・11時15分に僕のところにやってきたので驚いた。訊けば公立病院に行ったところ、今日は英語が話せる先生がいないので診ることができない、通訳を連れてくるようにと言われたとのこと。これって30年前に僕がこの公立病院の職を辞したときの状況とまるで同じだ。市内には国際化関係の市が資金を出している法人もあり、そこの通訳が定期的に入っているはず。それに彼女と話す程度の英語なら多くの医師はできるはずなのだが・・・陰部は腫脹して腫れ上がっており、切開排膿が必要かどうかという状況、場所が婦人科の領域でなければ僕自身が行ってしまうのだが・・・訳を話して再度、受け入れてくれるように頼み、午後になってなんとか診ていただいた。
posted by AMDAcenter at 12:12 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)