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2019年05月16日

令和元年5月16日木曜

カリブ海の小国からやってきた27歳の女性、再びやってきた。前回、過敏性腸症候群と診断したのだが・・・ストレスが多くてカウンセリングを受けようと思っていると話してすすり泣き始めた。どうして?と訊ねると、風邪をひいて、薬を近医でもらってから吐き気、胃が痛いと・・・自分では胃潰瘍だと思うが、そういう病気になるのはメンタルに弱いからだと思うと続ける。近医での処方薬を薬手帳で確認するとロキソプロフェンが入っていた。抗生物質も入っていた。薬による副作用の可能性もあることを話し、これらを内服しないようにと指示した。近くならいつでも相談に乗るのだが、電車で1時間半近くかかるところからやってくる。先日、県より厚労省が進める外国人受け入れ拠点診療所の申請を出してくれないかという「依頼」の封書が届いた。僕自身、もともと制度がどうしてもできるというなら申請しようと思っていたので、必要な書類を書きそろえて県に提出したが、こんなに遠方からもやってくる体制はいかがか?と計画の段階から思っている。病気の治療は一回では通常、終わらない。でも遠方からやってくる患者に何度も来てくれとは言いにくいし、実現性が薄い。拠点診療所でなくても外国人患者の診療を行ってもいい、それは今までと変わらないと厚労省は言うが、実際のところ、そうでなくても「ややこしい」と思われている外国人患者、受診に訪れた一般の医療機関で、拠点診療所に行きなさいと言われてしまうのではないかと心配している。
posted by AMDAcenter at 14:48 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)