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2020年09月11日

令和2年9月11日金曜

フィリピン人女性25歳、横浜市の中心部から来院、一週間前から咳とのどの痛みあり、一昨日から37度台の発熱。電話で問い合わせがあったので、クリニックに到着したら外から電話をしてくれるよう、フィリピン人スタッフが話しておいてくれた。実は電話があったときにもいろいろとやりとりがあった。電車で40分程度の距離なので、今の住まいの近くにかかりつけ医はいないのか?など。いつもは健康で医療機関を受診したことがないという。おまけに日本語が片言だけ・・・ということで受け入れを決めた。電話の後にフィリピン人スタッフが完全防備で外に出て問診票の記載を手伝って、できあがったものを見せてくれた。やはりPCR検査はしておくべきと考え、ほとんど患者がいなくなった院内に入ってもらい、鼻咽頭から僕がフェイスマスクとゴム手で検体採取、そのまま外に出てもらい、会計も外で行った。問題はどのようにして帰るかだ。保険診療でPCRを行ったということは保健福祉事務所に「疑似患者」として届けを出すということであり、陰性という結果が出るまでは公共の乗り物に乗ることは原則、禁じられている。しかし、タクシーに乗るわけにもいかず、このような「やむをえない」際には、すいているところに乗るようにと厚労省の指導にある。彼女には電車の中で何にも触れないよう、できるだけすいているところに乗るようにと話して帰ってもらった。今日の早朝の判明する結果が陰性ならいいが・・・やはりこういうことがあると外国人患者をいかに身近な医療機関で診療するかということが大きな問題だろうと思う。今、訪日外国人はほとんどいなくなったが、このようなケースのためにも医療機関における適切なる外国人受け入れを一層、急がねばならないだろう。
posted by AMDAcenter at 09:09 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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