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2020年08月18日

令和2年8月18日火曜

アフリカの某国出身の32歳の女性、一昨年ぐらいまでは某国立大学の留学生、何回かやってきたことがあったが、はつらつとしていた。7月ごろ、同国人のご主人がついてやってきたときには目を奪われた。伏し目がちで意欲がないように見えた。いろいろとその時に訊ねてみた。日本の企業で働いているとのことで、日本の企業の「決まり事」がつらいのかなと思ったが、働いていることは楽しいと言う。動悸がする、呼吸が苦しいと訴えるので。いろいろな検査をしてみても何も異状がない。自律神経失調症か?と疑った。めまいや立ちくらみ、頭痛を訴えたこともあり、メニエールを疑って処方を行ったときには一時的に元気になったが、しばらくすると伏し目がちになり、意欲がないように見えた。ご主人が何回かついてきたが、ご主人ももてあましているように見えた。昨日は診断書が欲しいとご主人同伴でやってきた。聞けば8月に入り、会社に行けなくなっており、会社から診断書を提出するように言われたそうだ。診断書を書き始め、一度、メンタルクリニックを受診してはどうか?と提案すると、強く否定された。精神的にはだいじょうぶだと。それより動悸や呼吸の苦しさが原因だと話すので、市内の循環器専門病院に紹介状を書いた。専門医の意見を聞くことは意義がある。こういう自分の専門外の疾患の治療はむずかしい。「なんでもない」と言われたときがまた問題だ。彼女は一見してしっかり者、働き者だと思う。育児と仕事をこなしている。いや、もしかしたら表面上はこなしているが、なんらかのストレスがあるのかもしれない。ご主人の視線と僕の視線が合ったときだ。ご主人の視線が打つ手がなくて困りはてていると僕に告げている。もし専門医で「なんでもない」と言われたら・・・せっかく日本まで留学し、日本の企業で働けるようになったとしても、帰国して自分の文化の中に戻って浸ることも、彼女の長い将来にとっては試してみる価値があるのではないかとつい、思ってしまう。
posted by AMDAcenter at 08:59 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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