CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

2020年07月25日

令和2年7月25日土曜

21日の火曜日も平日にしては底が抜けたように外国人患者の姿が多かった。帰り際に職員が「先生、きょう、日本人と外国人患者と半々ぐらいの印象でした」というぐらい。それはオーバーとしてもいつになく、外国人患者の存在が大きかったということだろう。30年前に開業したとき、外国人患者といえば、インドシナ難民として日本に定住し始めたカンボジア人やラオス人などインドシナ難民大和定住促進センターに入所していたおよそ1200人の人たち、勤務医時代にこのあたりで見かけたアジアの人たちを想定していた。インドシナ難民出身者はいずれも日本の公的保険に加入を許可されていたが、ただ貧しくつつましやかな生活をしていた。アジアからやってきた人たちも例外ではないが、中には公的保険に加入しておらず、もしかして不法滞在か?と思われる人たちもいた。ゆえに自費診療費も保険10割りとし、クリニックの収支は日本人患者に依存し、外国人患者については未納を生んで、クリニックの収支の足をひっぱらなければいいぐらいに考えていた。ゆえに、厚労省の外国人観光客の医療について検討する会や日本医師会の外国人医療対策委員会の、とくに短期滞在の人たちの医療についての話を聞くと、違和感に浸ることもあった・・・それが今や、先の職員の言葉に代表されるように・・クリニックの収支に重要な位置を占めるようになっている。インドネシア人女性23歳、近隣の市から初めての来院。帰国するためのPCR検査と英文の診断書を希望。母親がいっしょについてきた。二人とも、日本語がとても上手、それも敬語の使い方が完璧で驚いた。肌の色が真っ白なので、もともとは華僑系ですか?と尋ねると、「いえ、まったくのインドネシア人です」という言葉が返って来た。米軍基地内に住むタイ人女性33歳、タイに帰国するために英文の診断書を希望。米軍の基地内に診療所があるのに、なぜここまでやってきたのか・・・尋ねるのを忘れた。フィリピン人男性35歳、左の前腕にやけどがあると初めての来院。拝見するとすでに時間が経過して、皮膚が「ぐちゃぐちゃ」になっている。聞けば一週間は経過しているとのこと。工場で勤務中の怪我ゆえに労災が適用されるはずなのに、「会社から自分の保険を使って、自己負担分だけ、領収書を見せてくれたら、後で払うと言われた」とのこと。彼にはこれは労災であって彼の保険で支払うべきことではないということ、下手をすると労災隠しになりかねないことを話し、理解の上で自費診療とした。こういうケースを労災として処理しなければ、彼らの職場の改善も今のままということになり、これは働く人にとっていいことではない。けっきょく外国人患者総数は22人、フィリピン人8人、ペル―人5人、イギリス人2人、ボリビア人、カンボジア人、タイ人、メキシコ人、インド人、インドネシア人、タンザニア人
・・・都心ではない、都心か電車で40分程度の郊外にあるというのに・・りっぱに「国際クリニック」だと自画自賛。
posted by AMDAcenter at 08:42 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
トラックバックの受付は終了しました

この記事へのトラックバック