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2020年07月18日

令和2年7月18日土曜

イギリス人男性26歳、北隣のS市から来院。受付で足になにかができていると話しているという。なにかができているなら整形外科より外科の僕の範疇かも・・と思って受け付けた。診察室で診ると、右足首のやや上方にいわゆる湿疹状の病変があり、辺縁が発赤している。2カ月前よりあり、痛みはなし、さほど痒くはないそうだ。瞬間的に皮膚科的疾患と思った。単なる湿疹なのか、白癬のような真菌の感染か? 近くの皮膚科を紹介しようとしたら、日本語がわからないのでいやだと言い出した。ここで治療してほしいと続ける。こういう場面はあまり好きではない。自分の専門でもないのに、診療せざるをえない状況に追い込まれることだ。湿疹ならステロイド入りの軟膏を使うだろうし、白癬ならそれ用の軟膏を使うだろう。まちがった場合、どちらが病変に悪影響を与えるかを考えた結果、まず真菌症と考えて治療することにした。2週間分の軟膏を処方、2週間後に来てもらい、「これでよくならなければ次は皮膚科に行く」ことを約束してもらった。インド人男性24歳、4月に一度来院。そのときはHIVチェックでやってきた。今回、またHIV チェックをしてほしいとのこと。なぜ?と尋ねると、4月ごろから37度前後の発熱が持続的ではなく、ときどきだがそのたびにしばらく続くという。体温測定すると、たしかに37.2度ある。ここはまずはHIVの即日検査を行わなければ話が進まないと考え、施行。20分後に判定は陰性と出た。それから「どうして発熱が続くのか」という矢のような質問。病気ではなくても体温が高い人がいるということも話したが、末梢血や血液分画など血液検査を行い、本当に疾患があるのかないのか、調べる必要があると話した。日本の保険証を持っているかと尋ねると、持っていると答えるので、それなら・・と保険診療に切り替えようとしたら・・今日はいい、帰ると一言。終わってしまった。
 夜になってこのところの新型コロナ感染者の急増を受けて、各診療所の医師に注意を喚起するため、医師会が行うPCR検査や新型コロナに関する今後の医師会の対応など、理解をしていただくための医師会主催の会を行った。約80名以上の医師が参加してくれた。PCR検査の事業についても2カ月続けた結果の報告、費用その他の問題などわかっていただけたものと思う。
posted by AMDAcenter at 08:46 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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