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2020年05月23日

令和2年5月23日土曜

先々週から痛風発作で診ているフィリピン人男性53歳、コルヒチンで痛みはほとんど消失、あの足を引きずって歩いていた様子とは打って変わってスタスタと診察室に入ってきた。先週の空腹時での血液検査の結果を報告。尿酸値が9.3まで跳ね上がっていた。上がったから痛風発作がおこったということではないとしても、昨年、Febuxostat を内服していたころの尿酸値は5.9 だったことを考えると、がっかりしてしまう。僕にごめんなさいと謝るのだが、彼は謝る相手をまちがっている。彼が謝るべき相手は僕ではなく、彼自身の体だろう。AMDA国際医療情報センターからの電話相談日誌を見た。日本医師会に財政的に支援していただいた多言語での新型コロナウィルス感染に特化した電話相談は4月10日に始まり、当初の予定通り20日に終わった。なのに・・・昨日もかなりの相談があったようだ。このような多言語での医療・医事電話相談が我が国にいる外国人すなわち在留外国人だけでなく訪日外国人にとっても健康を守るためのセーフティネットとなっている現実を示していると思う。またこの電話相談でワンクッション置くことで、医療制度や医療そのもの、さらに医療機関についての外国人の疑問、不平、不満の波が医療機関に直接押し寄せるのを防いでいるともいえる。さらに医療機関、医療従事者からの外国人医療に関する相談も受けることができるとすると、これこそ外国人医療の「ワンストップ窓口」そのものだろうと思う。厚労省にはぜひこのことを理解していただきたい。日本医師会にもぜひ理解をいただきたい。6月27日土曜の朝から臨時代議員会、同28日日曜に定例代議員会を行うと日医から連絡があった。臨時代議員会は3月に開催される予定であったが、新型コロナの件で中止になっていたものだ。日医代議員だからやむをえないとはいえ、6月27日の土曜日の診療は休診にせざるをえなくなった。少し重い気持ち。患者にとって担当医が日医代議員かどうかなんて関係がないし、興味もないと思う。クリニックのホームページに掲載しても読まない人が圧倒的に多い気がする。当日やってきた患者に後日、「なんで休んだ!」とまた非難されることだろう。
posted by AMDAcenter at 09:53 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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