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2019年03月29日

平成31年3月29日金曜

午前の診療時間の終わりちかくになって気がついたが、僕のほうには外国人患者がひとりもいない。こりゃ半年か1年ぶりぐらいに外国人患者ゼロかと思った矢先、フィリピン人患者来院。200を超える高血圧だったが、三剤が一つの錠剤となっている薬を使ってからというもの、血圧は130台で落ち着いている。親族に脳出血で亡くなった人がいるとかで、放置する怖さを知っているのか、きちんと内服してくれていて、こちらもほっとした。午後になり、タイ人女性59歳、高血圧でいつもは診察しているが、先月はめまい、吐き気と頭痛に耳鳴りがあり、いつもの降圧剤のほかにメニエールの病名のもとに内服薬を処方していたが、後者を内服すると眠くなるという。メニエール用に処方した薬の中に眠気を催すものがあったので、これだけを除外した。フィリピン人女性58歳、先月処方した過敏性腸症候群の薬がよく効いていて、腹痛、下痢が軽減していると話してくれた。一度は近隣の市へ転居したのだが、これらの症状が強くなり、わざわざ40分近くかけて通院してくれている。以前に拝見してからすでに5年以上、経過しており、それでも選んで来てくれる。ありがたいことだ。
posted by AMDA IMIC at 09:24 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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