国籍別ではフィリピン6人、USA2人、ペルー2人、韓国、タイ各1人。
保険別では社保8人、自費診療3人、生活保護1人。この自費診療の3人のうち、1人は社保保有。今回は健診のため、自費診療となってしまった。「保険別」という表現は適切ではなく、「支払い形態」とでもしたほうが適切なのかもしれない。
韓国人男性67歳、会社の健診で肺疾患と脂質異常症を指摘されていたのに、ほぼ1年放置。最近、体調が思わしくないと来院。胸部レントゲンを撮影したところ、幸い、がん等悪性腫瘍を疑わせる所見ではなかったが、長い喫煙歴と関係する慢性疾患を疑ったため、近くの公立病院を紹介した。
ペルー人女性47歳、呼吸器系疾患で来院。長く日本にいるのだが、なかなか日本語が上手にならない。そのせいか、職が安定せず、生活保護となってすでに10年近くになっている。この先、生活保護から抜け出せるかどうか、かなり難しいと判断せざるを得ない。新型コロナもインフルエンザも陰性であった。
タイ人女性51歳、なんとか日本語が通じる程度の日本語。タイ語で聞き取りをしたところ・・・前日から下痢、発熱がある、その前の日に刺身を食べたという。新型コロナやインフルエンザでも消化管症状を訴えることがあるので、クリニックの外でチェック。陰性なので診察室で対応。急性腸炎と思うが、原因は細菌感染とウィルス感染とがあるので、採血をさせてほしいとタイ語で説明。了解を得たので採血施行、すると白血球数はさほど高くはなかったが、CRPが4.2と高い。細菌感染が疑わしいこと、便培養が必要なこと、そしてキャンピロバクタ―を疑うため、抗生剤を処方することを説明した。すると付き添いのタイ人女性に説明してほしいと言う。親戚の女性だそうで、彼女の方が全く日本語が話せず。再度、タイ語でなんとか説明を繰り返し、食事療法まで話して帰ってもらった。
フィリピン人女性57歳、日本人のご主人のことが好きで好きで、20年近く前に私に「パパの健康、私の幸せ」と名言を吐いた女性。会社の健診で「やせすぎている」と言われ、また中性脂肪が異常に低く、医療機関を受診するように言われてやってきた。いろいろと病歴など話しているうちにわかったことは・・・祖父が糖尿病で亡くなったために、異常に糖尿病を心配、3か月に一回は糖尿病専門のクリニックを受診して採血を行ってもらい、血糖値やHbA1cをチェックしてもらっているとのこと。データーを見せてくれたが、空腹時血糖値が正常上限よりやや低い程度、HbA1cは正常範囲内。それでも心配が尽きず、中性脂肪が多く含まれる食物をほぼ口にしていないとのこと。結果的に体重も落ちて来て、比較的ふくよかな人が多いフィリピン人女性の中では友人たちに「病気じゃないの?」と心配されているらしい。逆に今まで避けて来たこれらの食物を少し多めに摂取し、次回は2か月後に採血しようと話した。
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