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2025年11月11日

2025年11月11日火曜

10日の患者総数は85人、外国人患者は17人、ちょうと20%を占めていた。
 国籍別ではフィリピン9人、ペルー2人、中国2人、ドミニカ2人、タイ、ノルウェー各1人。
 保険別では社保14人、国保3人。
中国人の親子は発熱で来院、インフルエンザA型と判明。新型コロナもインフルエンザも増えている印象がある。
 夕方になり、長く拝見している日本人女性の診察を行った。心臓疾患を院長が見つけ、半年ぐらい前だったか、市内の循環器専門病院で手術を受けたときの話をしてくれた。いくら、かかったかという話になり、500万円かかったのよと教えてくれた。しかし、公的保険の高額医療費助成制度により、支払いは5万円ぐらいで済んだのだそうだ。残りのお金はみんなが支払ってくれた保険料でしょう、嬉しいけど申し訳ないわと笑っていた。
このように高額医療費助成制度はすばらしい制度であると思う。しかし、彼女の言う通り、残りの495万円は多くの人が支払った掛け金で賄われている。そして元気になった彼女もまた毎月、掛け金を支払い、支える側にまわってもいる。そういう「互助制度」なのだ。定住、永住の在留資格を持つ外国人も同じように長く、支える側に立つこの制度だが・・・昨日、来日して保険に加入した中長期の滞在者、たとえば実習生、研修生、留学生などが急な疾患で手術を受け、その後、実習、研修、留学が続けられなくなって帰国したら・・・その後、公的保険の掛け金を支払う側に立つ機会もなく、高額な「使い得」で公的保険の基金に穴をあけることになる。病気になってしまった本人の境遇を考えれば、よかったねと言ってあげたいが、果たしてこれは「平等」であり、日本人や定住、永住で日本に住む外国人に対して逆差別となってはいないのだろうか? 僕自身は定住、永住ではない中長期滞在の外国人については公的保険で使える医療費に上限を設け、受け入れ施設が支払う民間の保険への加入を義務付けるべきと思うが、いかがなものだろう。
posted by AMDA IMIC at 10:01 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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