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2025年08月14日

2025年8月14日木曜

12日の患者総数は68人、うち外国人患者は13人、全体の19.1%だった。
国籍別にはフィリピン4人、ペルー2人、モンゴル2人、インド、ネパール、タイ、アルゼンチン、パラグァイ各1人ずつ。
保険別では国保5人、社保4人、生活保護2人、自費診療2人。ただし、自費診療の2人は今回は健診で自費診療。もともとは国保を持っている。
 この自費の2人はモンゴル人の男性25歳と女性20歳、日本で結婚するためにモンゴル大使館に定められた検診を受けて、証明書をもらうために来院。内容はHIVの有無、精神疾患の有無、結核の有無の3つであった。HIVについてはイミュノクロマト アッセイの即日法で検査、20分後には陰性と判明、そして精神疾患については問診、さらに結核の有無については胸部レントゲン写真を撮影し、いずれも「なし」と判断してすぐに定められたフォームに記載して手渡した。
ところで、いつも疑問に思うのだが、結婚するのに結核やHIVが陰性であることを証明して提出しろというのはどういうことなのだろう?たしか、ベトナム人の結婚でもベトナム大使館から同じような内容の検査と証明書を求められたことがあるという記憶がある。米軍軍人の結婚でもHIVや梅毒、淋病の有無、結核の有無、さらに婦人科関係の証明書が必要だったと記憶している。以前にフィリピン人女性に頼まれて検査、書類作成を英文で行ったことがかなりの回数ある。これは軍という組織を守ろうということで理解できるが・・・軍とは関係ない民間人が結婚するのにHIVや結核の検査、ましてや精神疾患の有無など関係ないと思うのだが・・・これって国家防衛の思想の下なのだろうか?
posted by AMDA IMIC at 09:02 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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