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2025年06月06日

2025年6月6日金曜

天気回復の昨日は84人の患者、うち16人、19%が外国人だった。
国籍別にはフィリピン人9人、ペルー人3人、アメリカ人、タイ人、アルゼンチン人、韓国人各々1人ずつ。
保険別には社保9人、国保4人、生活保護2人、米軍関係の自費診療1人だった。
 ほとんどの人が生活習慣病での長い通院歴があり、日本の医療機関の・・・というかこのクリニックの診療に慣れている人ばかり。小児科受診の13歳のフィリピン人男児だけが発熱での受診。生活保護が2人・・・二人とも家族が近くに住んでいる。こういうケースが生活保護でよいのかどうか、いつも考えさせられる。
 ペルー人男性52歳、現場で働いているとのこと、建設業に従事しているということだろう。不眠や生活習慣病で通院中。以前からときどき腰が痛いことがあったが、最近、ひどいというので市内の整形外科への受診を勧めた。昨日の彼の話では整形外科に行ったが、なかなか先生と話ができなく・・・ここはだめと思って別の整形外科を受診したところ、藤沢市内の病院の整形外科を紹介され、MRIで椎間板ヘルニアで手術が必要と言われたとのことだった。最初の整形外科で医師と話がうまくできなかったとのことだが、医師が悪いのか、彼がうまく説明できなかったのか、真相はわからないが・・・長く日本に住んでいる彼の日本語はかなり完璧に近い。これは患者と医師の相性というものなのか、わからないが、心がけねばいけないことは外国人であろうと日本人であろうと、患者の訴えをよく聞いてあげようという姿勢と努力だと思う。僕もどこかで「あの先生は話を聞いてくれなかった」と言われているかもしれない。
posted by AMDA IMIC at 08:53 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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