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2025年04月18日

2025年4月18日金曜

昨日の患者総数は82人、外国人は少なく9人のみ。うち7人はフィリピン人2人、ベルー人2人、アルゼンチン人1人、ネパール人1人、韓国人1人の生活習慣病の患者。ある意味、日本人の生活習慣病の患者の診察と言葉以外は変わるところがないといえばないが・・・とくに欧米の血が入っている人たちの肥満の程度は日本人とはちがって「大肥満」、しかも母国ではそういう太り方をしている人たちが多いためか、それが大事とは思ってくれない。日本人はいいわね、あまり太らなくてとよく言われる。たしかに民族的な因子や家系的な因子はあるかもしれないが、そもそも太らない努力をしているようには見えない。食事指導をしていて困るのはここのところ。
さらに内服治療がいい加減になること、こちらの指示した通りには内服してくれない、内服が終わってもすぐには来てくれない。仕事の都合もあるだろうとは思うが、それなら都合がつく日になぜ来てくれなかったのか、と言いたくもなってしまう。
 15歳のペルー人のお嬢さんは貧血で治療中。新患は1人、バングラデシュ人女性32歳、同国人のご主人に付き添われてやってきた。めまいがする、貧血があるのではないかと・・・たしかに眼瞼結膜を見ると白っぽい。まずは採血を行って貧血があるのか、肝機能はどうかとかチェックをした。開業した35年前ごろはバングラデシュはアジアの最貧国のひとつで、インドやラオス、カンボジア、フィリピン、ベトナムからやってきた人たちの中に寄生虫疾患が少なからずいたという記憶がある。貧血を見つけたら、こういう可能性もゼロではないことを頭に入れて診察をしなければならないということだ。
posted by AMDA IMIC at 11:56 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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