国籍別にはフィリピン人10人、ペルー人2人、アメリカ人1人。
フィリピン人は10人中、魚を食べて骨が喉に刺さったらしいとやってきた女性と動悸や呼吸国難、だるさを訴えてやってきた38歳の女性、そして呼吸器系疾患で受診した0歳児以外は全員、生活習慣病だった。
その動悸や呼吸困難、だるさを訴えてやってきた38歳の女性は初診が数日前、フィリピン人の40歳のご主人とともに受診した。血圧も正常、胸の音も異状なく、甲状腺機能を含めた採血を行った。
昨日はご主人は来院せず、1人での受診だった。血液検査の結果はすべて異常なし。症状は変わらないという。1年ぐらい前にもまったく同じような訴えで受診したことがあった。表情は暗く、すぐに涙顔になる。典型的な自律神経失調症ではないかと疑った。フィリピン人スタッフを交えて、説明した。幸い、英語でも対応可能な方だった。なにか、ストレスが原因にあるのではないかと話すと「ある」と言う返事。きっと仕事場の問題か、ホームシックなのか、日本に対する不適合なのか・・・などと想像していたら、原因は先日同行してきたご主人だという。この年齢になって・・・とこぼしていたとフィリピン人スタッフが教えてくれた。この年齢になってご主人が〇〇〇をつくっていたということらしい。初診時にご主人も診察したのだが、何が悪くてやってきたのかがよくわからなかった。たぶん、奥さんの口を心配して同行してきたのだろう。
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