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2025年03月18日

2025年3月18日火曜

 昨日、小児科を受診した外国人は5人、両親ともに外国人という子供たちが全員。やはりこどもを連れて来日して長期滞在するというパターンが増えて来たなと実感する。ここは開き直って、移民国家になりつつあることを認め、外国人が法を犯したり、知らずに法に触れたり・・・各種の行政サービスからこぼれて、けっきょくはやっかい者扱いされないような対策を講じていかねばならないのではと強く感じる。週刊誌的に都心の有名公立中学に中国人の子弟が押し寄せているという、そういうお金が余った人たちから、両親が日本で懸命に働いてという人たちまで、言葉は悪いが、いえば「上から下まで」日本語がわからない子供たちが増えているのだ。
 7歳ペルー人女児 喘息で来院、9歳ネパール人女児 陰部のかゆみ、1歳 フィリピン人男児 呼吸器感染症、 10歳女児と12歳男児のスリランカ人の妹と兄、ともに呼吸器感染症
こんな状況が毎日続いている。
 成人の外国人患者は7人、41歳フィリピン人女性は高血圧の治療で通院中、55歳インド人男性も高血圧、脂質異常症で西隣のZ市から通院中。彼が僕を探していると看護師から連絡が入り、奥の診察室から出て行ってしばらく談笑、28歳アメリカ人女性は米軍基地内から尿道感染症で来院、治外法権がゆえに住民基本台帳に掲載されず、結果として日本の公的保険には加入の資格がなく自費診療、42歳ネパール人女性も尿道感染症を疑う症状で来院、64歳ドミニカ人男性は高血圧の治療で数か月前から通院中、64歳アメリカ人男性は北隣のS市から高血圧で通院開始して3か月目、スリランカ人女性38歳は4日前からの発熱で来院
 スリランカ人の妹と兄が騒がしく診察室を走り回り、ソファーに土足で乗っていたので、母親にも本人たちにもやさしく注意した。こういう行為を見過ごしていると日本人患者から苦情が来るか、患者が減るか、そういうことになるだろう。
posted by AMDA IMIC at 09:00 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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