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2024年12月28日

2024年12月28日土曜

 ペルー人男性61歳、そこそこ日本語が話せる。某医療機関を受診したら、僕のクリニックに行くように言われたのだという。受付で2か月前から腰が痛いと訴えているとフィリピン人スタッフが教えてくれた。腰痛症であれば整形外科の分野で僕は門外漢ということになる。診察をすれば料金が発生する。ただし。過去に受付での本人の訴えと実際の訴えが異なっていたこともあり、また専門分野外であってもどこの医療機関に行けばよいかというぐらいのアドバイスはできると思い、引き受けた。診察室で話を聞くと、問題は二つあった。一つはこの腰の痛みだが、25年前に尿管結石を患い、自然排石で治癒したという既往があり・・・今回も尿管結石の可能性が高いと思った。本人に話すと本人もそれを疑っていたとのこと、近くの公立病院の泌尿器科に紹介状を書いてそのまま受診してもらった。午後になり本人がやってきて、同病院での診察で尿管結石を指摘されたとのことで感謝された。
もう一つの問題は高血圧。会社の健診のデーターを持参していて、血液検査では大きな問題はなかったが、血圧は160/100、計測してみると170/100だった。こちらも診てほしいのだとのこと。まずアムロジピン5mgを内服してもらって、新年になってから空腹時採血をさせてもらうことにした。実は僕のクリニックに行くようにと彼に指示した医療機関の院長は循環器が専門、英語圏の国に留学歴もある。患者はそこそこの日本語を話すのだから、話をよく聞けば、高血圧についての治療は行いえたはずだ。僕の結論は、院長はこの患者の話を直接は聞いておらず、受付事務の段階で「外国人右矢印1小林国際クリニックへ」という指示が出たのだろう。残念なことだ。
 フィリピン人男性68歳、前回の診察時の空腹時採血で中性脂肪が508、その4か月前は120だったのに・・・この数字がクリスマス前のフィリピン人の食生活を物語っている。本人はやせたというのだが・・・
 スリランカ人69歳、前日からの発熱と咽頭痛。本人はたいしたことはないと思っていたらしいが、周りから診察に行くように言われたと不満げに語っていた。新型コロナは陰性だが、A型インフルエンザに罹患していた。「昨日はがんばって働いた」と言うので、「仕事場でウィルスをまき散らしただけ」と話した。
 きょうはいよいよ今年、最後の診察日。皆様にいい年が来ますように。
posted by AMDA IMIC at 12:44 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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