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2024年12月21日

2024年12月21日土曜

 タンザニア人男性52歳、2か月前ほどからめまいを感じるようになり、この数日は吐き気も感じると来院。血圧を測定すると180/120だった。原因は高血圧でよいと思った。父親が高血圧だったそうだ。年末が近いが、年始になる前に治療方針を固めておこうと9日分だけ内服薬を処方、27日に空腹で来院してもらって採血を行い、それまでの自宅での血圧の変化を教えてもらい、28日の土曜日に血液検査の結果を加味しながら、降圧剤についても適切なる量を考えようというプランだと話すと納得してくれた。採血の項目を選定するにあたり、親族のだれかに糖尿病はいないか?と訊ねると、両親が糖尿病だったとのこと、採血項目に空腹時血糖とHbA1Cと脂質代謝関係の項目、肝機能、腎機能を加えることにした。検尿も必要だろう。その後、若い時には血圧が正常だったのに、なぜ高くなったのか?と至極まっとうな質問をされた。食事の影響、年齢による動脈硬化の話など例をあげながら説明した。
 最近、外国人患者の数は増えつつあるというのに南米のスペイン語圏からの患者数だけは頭打ち・・というより減った気がしていたが・・・市内の南部の民間病院が外国人担当の部局をつくってがんばってくれている。近隣に外国人がたくさん住む団地があり、そこの人たちを中心に通訳として雇用しているからだ。なかなかいいアイデアで、助かる。想像だが、問題は通訳としての質だろう。だれも医学教育は受けていないはずなので。民間病院ということは派遣されて来る医師の中には短期間で離任していく人もいるはず、医師の出入りも多いはず。こういう医師の一人一人が日本人同様、外国人の診療も重要なのだということを理解して欲しい。
posted by AMDA IMIC at 09:06 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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