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2024年12月12日

2024年12月12日木曜

 ペルー人男性50歳、いつもはペルー人の奥様といっしょに高血圧の治療を行っているのに・・・ひとりでやってきた。カルテを見ると、前回の処方から2週間しか経過していない。今日はどうしたの?と訊ねると、風邪みたいと答える。一瞬、こちらが固まってしまった。
症状は?と尋ねると、咳と痰だそうで、「先週は熱があったが今はない」とのこと。あわててフェイスシールドも着用してまずは新型コロナとインフルエンザの検査を行った。それまで院内の奥で待っていてもらったが、結果は陰性だった。発熱してすでに一週間は経過しているのに検査を行った理由は、当初はいわゆる風邪でも途中で新型コロナやインフルエンザに感染していることがあるからだ。それにしても・・・入り口のドアにも多言語で、発熱等症状がある場合はまずクリニックの外から事務に電話して欲しいと書いて貼ってあるのに・・・やすやすと突破されてしまう。スタッフのだれが感染しても仕事に支障が出る状況なので厳しく対応しているのに・・・叱ってはいけないと思ってはいるが、感情を抑えるのがなかなか難しい。
 カナダ人男性31歳、咳が続いているというが、喘息と判明。
 同じくフィリピン人男性28歳、咳と痰、そして息を吐くのがつらいと来院。同じく喘息と判明。言葉が理解できないと問診が難しい。
 コロンビア人女性82歳、胃が痛いという。見ると、痛がるのは心窩部。背部痛はなし。
過去に胃疾患はない。本人は今日にも内視鏡を受けるつもりで来ているが、朝食を食べてきてしまっている。彼女の仕事の都合とこちらの都合がなかなか折り合わず・・・13日金曜の午前に3件目の検査として無理やり、予定に入れた。
posted by AMDA IMIC at 09:09 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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