ブログを書いてからメールをチェックしていたら、おや?と思うメールを発見。差出人はずっと僕が拝見していてベルーに帰国した日系ベルー人の男性のお孫さんであるお嬢ちゃんだった。利発なお嬢ちゃんで幼稚園に入る前あたりから僕のクリニックに通院してくれていた。タイトルにこの男性の名前が入っていたので、もしやと思ったら・・・いやな勘は当たっていた。流ちょうな日本語としっかりした文章で、彼が今日の朝、亡くなったと伝えてくれた。高血圧があり、いつかはこういう日が・・・とは思っていたが、悲しさがこみ上げた。チョコレート工場に勤めていたころは診察に来るたびに会社で配られるチョコレートを持ってきてくれたり・・・仕事がなくなり、ベルーに帰国した後も日本にやってくるたびに寄ってくれたり・・・彼がいう「せんせい」という下下がりの発音が忘れられない。彼には医療って心と心と教わったような気がする。彼の命取りとなったらしい二つの病気には共通点があり、きっとひとつの原因が心臓にあったためなのだろうと推察した。あくまでも推察だが、日本に残っていたら、この原疾患の治療ができたろうとついつい残念に思ってしまう。ご冥福を祈りたい。
お嬢ちゃんのほうはというとたしか、高校まで日本ですごし、大学はペルーに帰ってからと記憶しているが、メールの文章の構成力と正確さを目の当たりにすると、日本で就職しないのがもったいないような気がする。来年、日本に行ったら、先生のところに寄りますと書いてあったので、楽しみに待ちたい。
少し驚かされたのは、彼女のおじいちゃんについて書いたセンターのブログの文章をメールにコピーして貼り付けてくれていたことだ。二人が最後に僕を訊ねて来てくれた2023年2月18日の翌日のブログだと思う。地球の裏側からでも見ていてくれたのかとうれしくなった。
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