ベトナム人女性21歳、子宮頸がんワクチン接種のため、初めての来院。技能実習生だそうだが、母国では接種を受けることができず、日本に来ている間に打ててよかったと話していた。技能実習生でも接種の機会を逃さずに打つということは、子宮頸がんワクチンについての情報が彼らに十分伝わるように回っているということだろう。
フィリピン人男性56歳、会社の検診で右の肺尖部に陰影があると言われて来院。胸部レントゲン写真を撮影しても陰らしきものがない。昨年の検診でも同様に指摘され、同じく胸部レントゲン撮影では異常がなかった。2年続けて指摘されていることもあり、話し合った結果、今回は近くの公立病院に依頼して胸部CTスキャンを撮影することにした。
タイ人男性57歳、高血圧で通院中、その1時間後にタイ人女性52歳、来院。同じく高血圧にて通院中。いつものように診察。
中国系カナダ人男性31歳、発熱差で来院。新型コロナ簡易抗原検査もインフルエンザ抗原検査も陰性。
中国人女性69歳、胃が気持ち悪いと来院して、本日、内視鏡検査予定だった。サイレースでの麻酔下での検査を希望。無事に検査は終了した。小さなポリープが数個、ほかには特筆すべき病変はなかった。検査結果を説明しおわると、おなかが張ると下腹部を中心に指さす。ガスが上に上がって来て具合が悪かったのだろうと推察した。
ペルー人家族5人のインフルエンザ予防接種。うち3人が各々独立した生活保護。うち、2人は高血圧や脳梗塞や心筋梗塞の既往があって、カテーター手術を受けていたりする。1人はまったく元気だし、日本語も上手なのだが、なぜか生保。年齢がみな、70歳より上なのでインフルエンザ予防接種も無料。お子さんたちは独立していて国保や社保に加入中。大きな病気をしたのがペルーでなくてよかったと話していた。たしかにそうだろうが、手放しでよかったよかったと言えない自分がいた。
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