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2024年11月05日

2024年11月5日火曜

 月初めの土曜日、インフルエンザや新型コロナの予防接種もあり、外国人患者多数。
新患はフィリピン人女性46歳、過敏性腸症候群とネパール人男性30歳、左上腹部痛の2人。とくにネパール人男性は英語がほぼ話せず、親族の女性が付き添ってくれたが、通訳の役割があまりうまくできず、四苦八苦した。
 彼らを含む外国人患者の国籍はフィリピン人18人、タイ人5人、ペルー人2人、カンボジア人1人にネパール人が1人。
 意外なことがひとつ。高血圧で長く通院してくれている韓国人女性が当日、内視鏡検査の予定だったのに・・・現れなかった。彼女の性格からして意識的に無断で無視・・・ということはないと断言できるので、忘れてしまったのだろう。症状があって内視鏡検査を予定するのとは違って、大和市胃がん検診で内視鏡検査を予定する場合は無症状の上に数か月前に予約を入れているので、こういうことがおこる。
 AMDAバングラデシュ支部のA医師よりラインあり。彼らが作っているジャパンバングラデシュフレンドシップホスピタルの新しい病棟の完成図が送られてきた。12月に完成式を行うのでダッカまで来てほしいと言われていたが、行くのはなかなか難しい。完成図によると今回の病棟はいわば高齢者向けのものだ。日本でいえば介護と病院が一体化したようなもので・・・高齢者サービス付き住宅が医療機関の中にあるようなものだ。これらの施設が富裕層向けであることは明らかだが、バングラデシュもここまで来たかという思いと、彼らが借金をしながら小さなクリニックから始めて30年近くになるだろうか、巨大な病院に看護学校を付設していまや大学病院並みになり、さらに日本の介護事業に学んですばらしい施設を作り上げたことに拍手を送りたい。
posted by AMDA IMIC at 15:29 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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