インドネシア人31歳、発熱と咳、痰、咽頭痛で来院。新型コロナとインフルエンザの検査を行い、ともに陰性だった。彼ぐらい、日本語が話せるならば、そこそこの遠方からこのクリニックまで来なくてもよさそうなものだが・・・もしかしたら、外国人にとって「普通」の日本の医療機関は敷居が高いのかもしれない。
ペルー人男児1歳半、おむつかぶれ。フィリピン人男子12歳、喘息。いつも小児科に来院している外国人についてはあまり詳しく内容は見ないのだが、電子カルテになってからは見やすくなった。
中国人女性67歳、息子さんのアルコール性肝障害の治療を行ってからというもの、すっかり気にいられてしまったようだ。その息子さんは今、北京にいるが、またお酒を飲んでいるらしいと嘆いていた。今回はご自分の話。体に痛みがあって、はじめは数年前に受けた乳がんの転移かと疑い、手術をしてくれた大学病院を訪ねたそうだ。その疑いは諸検査で否定され、近くの医療機関で鎮痛剤を2種類とプロトンポンプ インヒビターを一種類もらっていたと。プロトンポンプ インヒビターは鎮痛剤の胃関連の副作用を防ぐためなのだろうが・・・その後、すぐに胃の膨満感や気持ちの悪さが出現。すべての内服を中止している状態での胃の精査を希望しての来院だった。かなり内視鏡検査が立て込んでいるが、来週の火曜の午後に無理やり、予定を入れた。
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