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2024年06月07日

2024年6月7日金曜

 6月1日にやってきたナイジェリア人男性、いつもは高血圧にて受診している。会社で行っている健診でなにかが悪かったと見せてくれた。s-GPTとγ-GTPがわずかに正常範囲の上限を超えていた。まずは肝機能と原因を探る意味でA型肝炎抗体を検査したところ、HA抗体陽性だった。今月に入って二人目。発展途上国からやってきた人で軽微なs-GPT など肝機能の項目が上昇している人のHA抗体保持率は極めて高いというのが僕の印象だ。肝庇護剤を使うかどうか、本人と相談したい。
 慢性膵炎、アルコール性肝障害の中国人男性。採血を火曜日に行ったが、水曜の朝に北京に向けて出国してしまった。結果を近所に住む母親ではなく、母親のつれあいの日本人男性が聞きに来た。慢性膵炎のほうはカモスタットの内服で数値的にはよくなっているようだ。アミラーゼが上昇していたところからは、慢性膵炎が悪化し、最終的にアミラーゼの分泌ができなくなるような状態ではないことがわかっている。肝機能のほうは前回s-GPT525が131に低下などウルソとグリチロン配合錠の内服でかなりよくなっていることがわかった。願わくば、北京でお酒を飲まないで欲しい。しばらく北京にいるということなので、同じような処方を適切なる医療機関でもらってくれるようにと頼んだ。
 フィリピン人男性47歳、どうしても来られないと同国人の奥様がやってきたが、あれは必要、これは必要ないと処方について希望を述べる。どうにもこうにも腑に落ちず、本人と話し合ってもらったら、前回同様の処方だった。こういうケースが比較的多い。困ったことだ。
 フィリピン人女性54歳、夕方の4時になり、採血をしてほしいとやってきた。脂質異常症で内服薬を一か月分処方したのが3か月前。聞けば、1か月以上前に内服し終わったとのこと。しかも朝食を食べて、昼もなにかつまんでいる。まずは30日分の処方をして内服してもらって、内服薬をすべて飲み終える前に、採血のために禁食で朝来てほしいと話した。
 同じころ、某官庁から連絡あり。ある事情で留め置いている中東出身者の準緊急的治療について受け入れてくれるかとのこと。すでにいくつもの医療機関に連絡をしたが、断られたとの話だった。某官庁もそれ以上に患者も困っているはずなので引き受けた。
posted by AMDA IMIC at 07:54 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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