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2024年03月02日

2024年3月2日土曜

 ペルー人男性59歳、高血圧、高尿酸血症で通院中。忙しいので2か月に一回の通院にしてくれと言われて、毎回2か月分の処方をしているが・・・採血の約束をしていても来なかったり、朝食を食べてしまってきたりといい加減。にこにことしていて人が良いので、つい「騙されて」しまう。その彼もつい数日前に血液検査を受けてくれた。そして昨日、神妙な面持ちで結果を聞きに現れた。フェブクソスタットを一日30mg内服しているのに、尿酸値は7.6とかなりの高値。γ-GTPに至っては335と正常上限70をはるかに超えている。「飲んでいるの?」と訊ねると、ビールだけね、毎日と答える。いずれの原因も飲酒によるものだと説明するのだが、「でも少しはいいでしょ、毎日」となんとか僕から飲酒のOKサインを出させようとする。とうとう、最後には「ビールだけだからお酒じゃないよ」と言い出した。セルベッサも立派なアルコール飲料だからだめと言い、フェブクソスタットをさらに一日10mg加えて上限の一日40mgでコントロールを試みることにした。診察室から逃げるように出ていくときも、僕のほうをにこにこと振り返り振り返り、「少しはいいよね」を繰り返していた。
 フィリピン人女性49歳、咽頭痛、体温は36度台でほぼ正常。もしあるとしたらインフルエンザではなく、新型コロナだろうと話しかけながら抗原検査。数分で新型コロナが陽性。結果を見せてあげながら新型コロナに罹患していることを告げると絶句していた。新型コロナもワクチン接種をしておくと、この程度の病気になり下がっている。会社ではまだまだ新型コロナに感染していると報告すると、厳しく出社制限をしているところが圧倒的なようだが、そろそろ、考え直す時期に来ているのではないかと思う。
 ペルー人男性50歳、午後一番に来院。千葉県で仕事をしているのに一か月に一回、睡眠導入剤や降圧剤を求めてやってくる。診察室で血圧測定などしながら、最近はどう?などと話しかけたら・・・4日前にインフルエンザBに罹患したと話し始めた。受診した医療機関では咳止めがもうなくて、一日分しかもらえなかったので、あと数日分欲しいとのこと。僕の最寄りの調剤薬局でもすでに咳止めは一人3日分として50人分もなくなっている。やむをえず、3日分処方した。もしインフルエンザに罹患していると受付窓口で話してくれたら、院内の専用の場所で待ってもらったのに、通常の待合室で診療を待っていたと言う。幸いなことにその時間帯、あまり人がいなかったのが救い。こういうことがあるから気をつけねばならない。
 3時頃になり、隣の小児科の診察室からものすごい子供の泣き声。どんどんヒートアップしている。フィリピン人の女の子に予防接種をしていたらしい。今は何種類かの予防接種を米国並みに一回に行うので、たしかに子供はたまったもんじゃないだろう。しばらくしてトイレに行こうと廊下に出たら、外来待合室のソファーを転げまわっている女児がいた。どうやら張り裂け声の主らしい。母親は笑顔でいたが、転げまわるのを止める様子はなく、こういう行為が日本人患者にどのように映るか、いつもながら心配になった。
posted by AMDA IMIC at 10:37 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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