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2023年12月12日

令和5年12月12日火曜

 フィリピン人女性55歳、診察室に入ってくるなり、「日本人になっちゃったよ、ドク」と話しかけてきた。えっ、何の話?と聞き返すと・・・一か月ぐらいフィリピンに一時帰国してきたと。帰国してすぐに飲料水で下痢をしてしまったと話してくれた。日本は軟水、フィリピンは硬水で、日本の軟水に胃や腸が慣れてしまった体はフィリピンの硬水を受け付けなかったということだろう。このような話はよく聞く。それよりも一か月も一時帰国していたことのほうが心配になる。彼女が一か月も休んだ会社は困ったことだろう。ケースによっては首になることさえありえない話ではないからだ。
 ネパール人男性29歳、英語で話しかけたら、英語がわからないので日本語で話してほしいと言われた。現在、日本の健康保険に加入していない、正確に言うと手続き中とのこと。すべて自費で支払うことを了承してくれたが、その理由が気になった。会社をやめて、新しい会社に入社、現在、保険証ができあがるのを待っているとのことだ。先週、具合が悪くてほかの医療機関を受診した奥様も自費で医療費を支払ったというので、会社をやめた場合、いったん国民健康保険に加入しないとこのようなことになると教えてあげた。発熱と咽頭痛、調べた新型コロナとインフルエンザの抗原検査はともに陰性。診察室に入ってもらって行った溶連菌検査が陽性だった。奥様も同じ症状だというので、奥様も溶連菌感染症だったのだろう。
 12月12日で使用期限を迎えるXBB対応の新型コロナワクチンが1本だけあった。診察していて、たまたま新型コロナの予防接種を希望するという方が2人いて、6人接種可能なワクチンを2人分、使って残りは廃棄することにしていたのだが・・・フィリピン人女性42歳がたまたまやってきていて三回目の接種をしたいと言ってくれたため、彼女も加わってもらった。無駄な廃棄は心が痛む。1人分でもよけいに有効利用してもらえてよかった。
 フィリピン人女性47歳、18歳の娘さんがA型インフルエンザ陽性、本人も前日より発熱して来院。同じくA型インフルエンザだった。
posted by AMDA IMIC at 08:49 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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