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2023年10月02日

令和5年10月2日月曜

 タイ人女性54歳、お店で別のタイ人女性とお互いに酔ってけんかとなり、馬乗りになられて殴られたとやってきたのが9月9日、ちょうど3週間経ったのだが・・・額の創がまだ痛々しく、目の周囲の腫れはほぼ消失したが、いまだに左の肩から上腕にかけての痛みが強く、「このようにして・・」と腕をひねるようにすると、痛みで顔をゆがめるほどと訴える。相手がいることで、保険診療してはならないケースで、将来的に相手に医療費を請求するとしても一時的には彼女が立て替えておかねばならない。こんな事情もあって悩んだが、相手を訴える準備をしているというので、正確な診断が必要と思い、近くの整形外科の専門医に事情を電話で話した。すぐに診てくれるというので、そのまま徒歩5分の彼のクリニックまで行ってもらおうとしたところ、場所がわからないと言い出した。このあたりにずっと住んでいて詳しいはずなのだが、地図を書いてあげても理解できないようで・・とうとう、土曜に来てくれているタイ人スタッフが連れて行ってくれることになり、お願いした。
 フィリピン人女性67歳、4月ごろ、同じフィリピン人のご主人を肺の未分化がんで亡くした。それが堪えたのか、太めの体が急にやせてきた。ようやく少し元気になってきたとのことで安心した。診察が終わってから、スタッフを交えてひとしきり、雑談。その時にわかったことは・・・フィリピンでは湿布はサロンパス、調味料は味の素と呼ぶと。これって広く東南アジアは同じだし、南米出身の人たちも湿布をサロンパスと呼ぶ。ここまでは今までも知っていたが、知らなかったことを二つ、教えてもらった。醤油はキッコーマンで通じる、鯖缶のことをホッカイドウと呼ぶと。なぜか鯖缶はタイ人も好むが、ホッカイドウと呼ぶとは北海道出身の僕も知らなかった。その理由は鯖缶のラベルに大きく「Hokkaido」と書いてあるからだとか。そんな鯖缶は日本では見たことがない。タイでよく日本の薬が売られているが、中には聞いたことがないメーカーのものがある。東南アジア輸出専門の怪しげなメーカーなのかと思っていたが、フィリピンの「Hokkaido」という鯖缶も同じなのだろうか?
posted by AMDA IMIC at 08:17 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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