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2023年09月26日

令和5年9月26日火曜

 発熱者がやってくるともはやインフルエンザなのか、新型コロナなのか、症状からは判断しにくい。ただ、体の痛みを強く訴える場合はインフルエンザのほうが多い気がする。僕のクリニックでも例年、11月になってから本格的に取り組むインフルエンザ予防接種について、来週、10月の初めから積極的に接種を開始することとした。
 ドミニカ人女性58歳、前日からの軽度の発熱と咽頭痛で来院。新型コロナが陽性だった。薬と今後の生活の指導等、行った。
 フィリピン人女性48歳、発熱と咳で来院、こちらはA型インフルエンザ。コミュニティに野火のごとく、広まるのではないかと心配になる。
 フィリピン人女性48歳、寝られないと来院。日中も含めて、寝たい、眠たいとならないと言う。なにか仕事上のストレスがあるのかと探りを入れても反応がない。以前にゾルピデム5mgを処方したことがあり、今回は10mgを処方した。
 アメリカ人男性37歳、甲状腺機能低下症でチアマゾールを内服中。当初、米国にいる主治医の処方と同じように処方を求められ、応じてきたが、このところ、血液検査を行っていない。次回は採血させてほしいと話しておいた。帰り際にインフルエンザ予防接種について受けたい旨、相談があったので、受付で予約してくれるように頼んだ。
 22日金曜の午後に日本医師会の外国人医療対策委員会が開催されて、AMDA国際医療情報センターの活動、実績、日誌など素のデーターを見ていただいた。訪日外国人の数は待ったなしに増え続けており、医療の現場にもその影響は及んでいる。見ていただいたことが、解決の一助になることを心から願う。
posted by AMDA IMIC at 09:16 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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