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2023年07月22日

令和5年7月22日土曜

ここに来て、新型コロナの感染者が急増している。検査キットも入手しづらくなってきているが、咳止め、解熱剤なども欠品になりつつあり、再び、「困窮の医療」になりつつある。沖縄では感染者は多いものの、減少傾向にあるというので、急増傾向はあと1か月かそれぐらいで減少に転じると信じたい。
ぺルー人女性52歳、前日より発熱、新型コロナの抗原検査を施行したところ、陽性。本年1月にも罹患していて、こういうケース、本来は変異株のDNA検査を行ってほしいものだが、そのシステムがない。
フィリピン人女性28歳、鼻すじの左が硬く腫脹しているとしてやってきた。いくつかの耳鼻科を受診したが、わからないというので、近くの公立病院の耳鼻科に情報提供書を書いた。
本日、朝、返事を読んだが・・・やはり骨そのものだそうで、すると本人から削ってほしいと要望があったそうだ。それは美容整形の分野になると断ったとあった。至極、まっとうな対応だと思った。
 中国人女性、イタリア人女性、某アフリカの国の女性14歳など発熱や呼吸器症状で来院。新型コロナの抗原検査施行。いずれも陰性だった。
 先週、体重減少でやってきたドイツ人留学生の女性。体重が10キロ減少したとのことで、来院したのだが・・血液検査の結果が戻って来ていて説明した。甲状腺機能は異状なし、アルブミンは適切に保たれ、貧血もなし。他院で7月の初旬で行った血液検査に比較すると、腎機能は改善し、低血糖も改善されていた。要するに10キロやせたものの、健康状態は保たれており、一番具合が悪かった時期を超えつつあるのだと思うと話すと、喜んでくれた。ドイツ時代の写真を見せてもらったが、やはり肥満体だった。これにて終了と告げた。
 フィリピンに帰国する35歳女性とその娘さんで日本国籍の14歳の女性、新型コロナのワクチン接種を受けたことがないため、フィリピン入国のために24時間以内の抗原検査と陰性を証明する英文書類を求めて来院。検査して20分で陰性と判明。肝心のパスポートを家に忘れてきたと言うが、たまたまスマホに二人のパスポートの写真のページが撮影されており、これを見て書いた。
posted by AMDA IMIC at 09:16 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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