ナイジェリア人男性52歳、早口で話すので、ときどきわかりにくいが・・・健診を受けたと結果のレポートを見せてくれた。LDLコレステロールはやや高め、一番気にしていた腎機能と糖尿病のスコアについては・・・両者とも軽度ではあるが、前回より改善されており、いつもの血圧測定と処方で機嫌よく帰って行った。
フィリピン人女性61歳、めまいと嘔吐、下痢で来院。感染性胃腸炎と診断した。血圧も140/100と上昇していて、脱水のためと考えた。奥の部屋で点滴施行。帰るころには症状は改善されていた。
タイ人女性67歳、以前から高血圧で内服治療中なのだが・・前回は1月21日に二か月分処方している。指示通りに毎日内服していたら、4か月前の3月21日前後に内服終了しているはずだ。いい加減に内服しているのだろう。血圧も測定していないにちがいない。カルテを見ると「薬だけ」のマークがついている。受付のスタッフに訊ねると・・・受付でも長期に診察を受けていないことに気がついて、そんなに混んでいないから今日は診察室で血圧測定などしてもらうようにと話したそうだ。彼女はそこそこ日本語がわかるはず。「学校に孫を迎えに行かなければならないから」と頑なに拒否したそうだ。僕のお小言を聞くのがいやなのか? このようなケース、無理強いはしない。すべての責任は彼女が背負うことになるのだから。
夕方6時からのNHK首都圏ネットワークで2週間前の取材が放映されると担当者から連絡があったが・・・その時間、ちょうどスタッフ全員で以前から納涼会を計画しており、見ることができなかった。帰宅後、番組のQRコードからホームページ掲載の要旨を発見して読んだ。およそ言い尽くされていたと思う。
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