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2023年06月29日

令和5年6月29日木曜

月曜日にやってきて職場でのセクハラを訴えたフィリピン人女性について・・・安定剤や睡眠導入剤を短期分、処方はしたものの、その後が心配になり、フィリピン人スタッフから連絡を入れてもらった。一般的に外国人はトラブルに遭ったとき、どこに相談し、どこなら何をしてくれるのかが全くわかっていない人が多い。すると・・・すでに会社の上層部にまで知れ渡り、セクハラをしたとされる日本人男性はもう会社にいないとのことだった。会社が被害者である彼女と加害者である男性とを直接、話合わせたのは最悪の選択と思うが、どうやらこれは会社の方針ではなく、彼女の直属の上司レベルで決めたものらしい。いずれにしても会社が自ら、決断をしたことは評価したい。いま、彼女が心配しているのは加害者である男性からの仕返しであるという。フィリピンならごくありうることだ。
ペルー人女性74歳、この数年は心疾患のために循環器専門病院で手術、治療を受けていた。もう大きな心配はないので、僕のところで診てほしいという診療情報提供書を持ってやってきた。久しぶりの再会に手を握り合った。
イタリア人男性56歳、日本語が上手すぎ。日本人の奥様はイタリア語が上手で、日本の普通の医療機関を受診してもまったく困らないはず。どうして横浜市内から僕のクリニックまでいらっしゃったのかが不思議。軽度の便秘、でも便秘はいつも。ときどき熱があがるという。ほかに呼吸器疾患症状や消化器疾患症状はない。念のために新型コロナの抗原検査を行ったが陰性。クリニックの中に入ってもらい、白血球数とCRPを採血したところ・・・白血球数は8000台、CRPは8まで上昇していた。ほかに症状を尋ねると、左の奥の歯と歯肉が痛いという。こちらから来ている熱と考え、歯科を受診してくださるようにと説明した。
posted by AMDA IMIC at 07:58 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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