それに関連して中国人男性65歳、相談があると夕方にやってきた。帰国するのでPCR検査を受けたいが、どこで受けるのですか?という質問だった。今は中国入国も抗原検査でいいはずと話し、中国大使館のホームページを読みましたか?と訊ねると読んでいないとのこと。必ず読んでくださいと話した。検査は僕のクリニックで受けられるし、証明書も書けることを伝えておいた。
アメリカ人男性65歳、痛風発作で5日前にコルヒチンを処方、痛みがなくなったのでやめていいかとおっしゃるので、いいですよと返事をした。尿酸値は8.2だったか、かなりの高値だったので、フェブクソスタットも処方したのだが、内服すると咳が出る、不快になるとのこと、本人はフェブクソスタットの副作用と思っていてやめたいとおっしゃるので、やめてもらった。咳は副作用ではないだろうし、不快になるのは咳がある、すなわち軽度の風邪をひいているのではないかと推察するのだが、どんな治療も本人がいやだと思ったことを強制しても続かないし、いい結果は出ないので、やめるのが正解だろう。そのうえで経過を見ることにした。
ドミニカ人女性19歳、13日に母親が新型コロナ陽性だった。そのときにぴったりと付き添って来ていて、これじゃ、感染する可能性が大だよと話したことを思い出した。数日前から具合が悪かったとのことで陽性反応は薄く出ていた。
50代のフィリピン人女性、糖尿病のために減量中。血圧が170/100まで上昇していた。なんとなくふっくらしてきた印象を受けたので訊ねたところ・・体重が増えてきているとのことだった。これは厳重注意した。
AMDA国際医療情報センターの数日分の電話相談の日誌形式の報告が届いた。電話通訳の希望がそこそこ多い。日本で医療を受けたいという東アジアの国からの相談もあり。この日誌の内容を解析すると、民間の電話通訳が思ったより使われていないということへのヒントがわかるような気がする。
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