フィリピン人男性47歳、21日の金曜の夜から嘔気嘔吐、下痢があるとのこと。すでに嘔気嘔吐は消失。急性感染性腸炎だと診断したが、日本の公的保険に加入していない。フィリピン人スタッフがもうすぐフィリピンに帰るんですと言うので、公的保険はすでにやめいしまったのかと訊ねたらそうではないと言う。ではオーバースティなのか?と訊ねるとそうですと答えた。横浜の出入国管理事務所に出頭し、実は22日土曜の飛行機で帰国するはずだったが、キャンセルしたとのことだった。体調が悪かったので・・という話だった。片道の航空券代金は4万円かそんなところ、キャンセルしても振り替えはしてくれず、したがってまたチケットを購入しなければならない。すでに体調は戻って来ていて、たかだかあとしばらく日本にいることができたとしても、数か月に及ぶとは到底思えない。つい、22日の便で帰ればよかったのに・・と言ってしまった。これから入管の事務所に行くというので、なぜ、飛行機に乗れなかったのか、医学的な診断書か状況声明書が必要と思い、その場で書き上げた。ビオスリーを10日分処方したが、そのお金が十分にはないということで、5日分だけにした。診断書は正式な書類としては記載せず、税込み800円になったはず。
ナイジェリア人男性63歳、しばらくナイジェリアに帰国していたが、戻ってきて再び高血圧の治療を開始した。帰国前に国立病院機構の某病院でPSAが11を超えていて、様子観察になっていたというので、一週間前に採血を行った。結果は12.6、以前の病院の泌尿器科を受診したいというので、紹介状を書いた。
このところ、ユーチューブを見ていると、外国人に関する政治的な発言をしている人たちが目に付く。その発言が法律上、正確で事実に基づいているならともかく、誤った理解に基づくものが少なくない。こういう人たちがさも事実のように誤った解釈を拡散していくのを見るに聞くに不愉快になる。
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