ガーナ人男性55歳、診察室に入るなり、自転車に乗っていて車とぶつかり、某大学病院に一週間入院していたという。それは大変だったねと話して、きょうはどうしたの?と訊ねると血圧が高いのでいつもの治療で来たという返事。しばらく彼の顔を見ていなかったような気がしてカルテをめくると最後にやってきてから1年半経過している。その最後も鮮明に記憶しているが、下痢を伴う発熱でC0VID-19が陽性だった。そのころに処方していたのがアムロジピン5mgとピソプロロール2.5mg、血圧を測定してみると180/130近い。塩分を控えるように厳しく話し、アムロジピン5mgにピソプロロールを5mgに増量して処方した。
午後2時頃、バングラデシュのAMDAの支部長のナイ―ムDRとシャフィードDRからラインに電話あり。東京でバングラデシュと日本の協力についての催しがあり、やってきたので今晩、会いたいと言う。35年来の友人なので、彼らの突然の来日には慣れている。夜、奥様達も含めて銀座で食事した。ちょうどラマダン明けだそうで、牛肉を食べまくる彼らを見て、吹き出しそうになった。そういえば、ラマダン中でも病気の人は日中、治療として食事を摂ってよいとか、薬を内服してよいと聞いたことがあるので、訊ねてみたら・・・だめという返事だった。
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