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2023年04月24日

令和5年4月24日月曜

22日の土曜日は全般的に患者数が多くて、外国人患者も朝からまるで満員御礼。4月から週二日勤務している長女もさすがに驚いていたと思う。ベトナム人スタッフがやってくる日だったこともあり、ベトナム人が中でも多かった。
 ベトナム人男性32歳、受付に直接、やってきてベトナム人スタッフに相談したのだという。ベトナム人スタッフによる彼の悩みと言うのが・・・ベトナムの旧正月のころに一時帰国し、バイクに二人乗りしていて転倒した。運転していた友人が怪我をして血が出ていたので、処置をしてあげた。日本に帰ってきてから友人の母親から電話があり、実は息子はHIVに感染していると言われた。それから毎日、寝られないほど心配しているということだった。これは本人談なので、本当かどうかわからない。要するにHIVに感染するようなチャンスがあったことはまちがいないようだったので、イミュノクロマトグラフィ アッセイ法で30分検査を行うことにした。すると、梅毒やその他、できる性病の検査もしはてほしいと言い出した。結局、即日知りたいということで梅毒、HBs抗原検査を行うことにした。採血をしようと腕をまくると上腕から背部にかけて鯉柄の大きな入れ墨。どこで入れたのかと訊ねたら、日本の社長が入れてくれたのだと答える。どういう会社でどういう社長か、驚いた。結果はすべて陰性。来た時の顔とはまるでちがう笑顔で帰って行った。
 前日に胃が痛いとやってきたベトナム人男性27歳、ベトナム人スタッフに励まされながら内視鏡検査室へ。無事に喉頭麻酔だけで挿入できた。胃の中はとにかく荒れているという印象。空気ががまんできないようで、なかなか胃が膨らまない。なんとか十二指腸を観察できたが、異常なし。胃角小弯に胃潰瘍があるのが見えた。大弯側は胆汁の逆流でうまく見えないのだが、顆粒状の変化が一定の面積あるようだった。がんでないとしたら、急性胃粘膜病変(AGML)か? 後者なら七転八倒するような痛みがあるはずなのだが、痛みはごくごく軽そうだ。念のために生検を行っておいた。また、ピロリ菌は陽性。生検結果が出るまで、たぶん一週間程度。それまでと思って一週間分の除菌療法を処方。できれば僕の予想がはずれていることを願うばかりだ。
posted by AMDA IMIC at 08:53 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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