• もっと見る

2023年03月20日

令和5年3月20日月曜

フィリピン人男性38歳、痛風発作でコルヒチンを処方したところ、急激に痛みが取れてきたとのこと。「この薬をずっと飲んでいたい」と言うので、ずっと内服するタイプの薬ではないことを説明した。
 フィリピン人女性45歳、1か月ぐらい前から空腹時も食事を摂った後も胃が痛いという。衣服の上から痛いところを触ってもらったところ、心窩部であった。痛みは疝痛ではなく、鈍痛だと言うので、胃酸が多いための病気、たとえば十二指腸潰瘍を疑った。少し無理をしてすぐにでも内視鏡検査を入れようかと思って訊ねたら、朝食を摂ったとのこと。十二指腸潰瘍を罹患している人は「食べたら痛みがよくなる」ということを体で覚えているので、こういうことになりやすい。あらためて来週早めに内視鏡検査を予定した。
 若いベトナム人男性、自分は日本語がわかるから通訳は必要ないの一点張りだったが・・・やはり細かいところが理解できない。これでは病気について説明しようとしてもできない。
とりあえずの治療を行い、次の土曜日にベトナム人スタッフがやってくる予定なので、その日に合わせて来てくれるように頼んだが、ちゃんと来てくれるかどうか。
 新患38歳のバングラデシュ人男性、発熱して呼吸器症状が発現してからすでに7日間を経ている。時間的推移からすでにインフルエンザや新型コロナの抗原検査を行うべき時期ではないし、仮にどちらかに罹患していたとしても自宅療養の期間も過ぎてしまっているので診察室に入ってもらって診療した。
 ナイジェリア人男性56歳、高血圧で通院していたが、昨年の11月を最後に4か月来院していなかった。カルテを見ると一時帰国するからという理由で11月に二か月分の薬を処方している。すっかり薬が切れていたわけで、最高血圧も170を超えていた。以前に内服していた同じ降圧剤を処方した。
posted by AMDA IMIC at 09:08 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
トラックバックの受付は終了しました

この記事へのトラックバック