フィリピン人男性68歳、肺がんを見つけて近くの公立病院に紹介状を書いてから1か月半。いまは放射線治療と経口の化学療法を受けているそうだ。元気でほっとした。
フィリピン人男性51歳、高熱で来院。お子さんが数日前にインフルエンザとの診断を受けていて、フィリピン人の奥様も発熱しているという。インフルエンザの抗原検査はA型が陽性だった。いろいろと話しているうちに奥様は医療機関を受診していないことがわかった。理由を尋ねると、仕事をやめて加入していた公的保険も使えなくなっているからだそうだ。このような場合、すぐに国保に加入するか、次の仕事場の社保に加入しなければならない。そういう制度になっているはず。そうでないと今回のように、「保険がないから受診しない」ということになりかねない。保険についてフィリピン人スタッフを入れて説明したが、理解してすぐに加入してくれるかどうか・・・・彼に処方した薬を二人で分けて内服するような気がしてならない。
タイ人女性51歳、発熱で診療が終わる直前に来院。咳も痰もあり。新型コロナの抗原検査もインフルエンザの抗原検査も陰性だった。陰性とわかってから診察室に入ってもらい、結果を説明しながら処方を書いていたら・・・クンモウとタイ語で話し始めた。普段から高血圧があり、その薬も今後、僕のところで処方してほしいと言う。取り出してきた薬はアムロジピンの5mgだった。同じような処方し、次回は禁食で採血をさせてほしい旨、タイ語で説明した。
小児科を加えた外国人患者は20人を超えていた。
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