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2023年01月30日
令和5年1月30日月曜
28日の土曜日は日本人を含めた総患者数がわずかに32人だというのに、外国人患者は11人。朝からしばらく外国人患者のカルテだけが並んでいたような状態だった。フィリピン人の中に高血圧などの慢性疾患で通院し、いつのまにか二か月分の処方を受け、まったく顔を合わせないまま、数か月が過ぎている人もいる。便利でいいのだろうが、診療する側には薬の効果はどうなのか?副作用は出ていないだろうか?と心配になる。次は空腹でやってきての採血と話をしても、ほとんど無視されてしまう。診察のたびになぜ定期的な採血が必要なのか、詳しく説明しているのに・・・採血を行ったフィリピン人患者が2人、一人は貧血で経過を見ている方、もう1人は41歳女性で一週間前に頭痛でやってきて高血圧が判明した方。この後者の女性の採血は大変だった。顔はひきつり、大きな声を上げることはないが、採血されまいと手を動かし・・・・患者が座っている採血用の椅子の後ろに一人が立って、肩に手をあてて励ましながら、実は動かないように肩を抑えている感じ。こうしないと注射の針が刺入した途端に手を引き抜かれ、血液が飛び散ることになる。採血はあっというまに終わった。
posted by AMDAcenter at 09:02
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